だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

人は、己を楽にしたいと考えるもの也

2022年03月25日 | 手芸

まだ、私が小学生になったやら、なるやらの頃、古いセーターは、ほどいて、湯のしなる物をして、カサにして、巻き取り、又それを毛糸玉にして、棒針でせっせと編みなおしたものだった。

 

私が、遊びに夢中になっていると、母親が呼びつけて、両腕に「わっか」になった毛糸の束をからめて、黙々と毛糸玉にしていた。

それが、何個もあると、手はだるいわ、遊びたいわで、この行事がほんっとに嫌だった。

それからウン十年経って、「おなごも手に職を付けにゃいかん」という大号令の元、私は編み物教室に通った。

 

そこで、買った「かせくり器」これはもう、私にとって「世紀の大発明」である。多分高かっただろうけど、もう半世紀は使っているので、原価償却しちゃったな。

 

 

その時一緒に買ったかどうかは覚えちゃおらんが「玉巻器」これも、今と変わらないお値段であった。

この2つの神機は、私の編み物人生で最大の「便利グッズ」である。

特に、まだ若くて貧乏だった頃に買っただけに、愛着もひとしおである。

 

 

奥のね、ブラザー印の玉巻器、ビンテージ物(;^_^A

 

さて、この前「ロールスロイス級の毛糸」を半ダース買った。それが「玉」でなく「かせ」で届いたものだから、まあ、嬉しくて、そそくさとセットして巻き始めた。

するとね~~、ただ、くるくる回しているだけなのにね~~、2~3個巻いたら、右腕がだるんだるんになり、次第にジンジンしてきて、「もう、動くのイヤドス」状態となった。

私も年老いた。老兵は・・・・である。

 

でも、何とか「玉」にしないと、このままじゃどもならんと、試行錯誤していて出会った、「電動玉巻器」そりゃもうカエルより素早く飛びつきましたとも(;^_^A

 

糸まきまき

もうね~、スイッチオンしたら、巻き終わる迄スマホでゲーム出来るもんね。

ほんの5分で100g玉一個巻きあがり💛

 

 

娘に「ええやろ~、母さん、めっちゃラクになったよ。これでなんぼでも編めるわ」と言うと、チラと一瞥して、

 

「そないに、機械ばっかし増やして、お母さんがおらんようになったら、どう始末するのん」と怒る。

 

「をを、そら思いつかなかったわ。そうやねえ、数少ない希望者に着払いで差し上げようか」

「そらいいアイデアやん」

「でも、殆どyoutubeサイトオーナーさんなので、名前知らんしなあ」

「ええって、ええって、YouTubeのアドレスだけ書き残しておいてよ」ですて😞