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遠いか名古屋・するっと関西 塩浜(貨物)線&三岐鉄道

 25日は名古屋駅構内できしめんを食べて、少し身体が暖かくなったところで近鉄に乗って海山道駅に向かいました。事前にこの駅で降りれば四日市から出ている貨物専用線となっている塩浜線でDD51の貨物列車が撮れると情報を得ていたからです。四日市で急行から普通電車に乗換えて海山道駅に降りて驚いたのは、駅前に商店もない工業地帯の小さな駅だということです。上下線のホームを結ぶ跨線橋もなく、構内の踏切がひとつあるだけです。それでいて小さな駅の割には表口と裏口のふたつの改札もあり、きっと裏口は工場へ向かう道路に面していることから通勤時間帯には付近にある工場へ通う人でこの駅が活気を見せるのだろうと想像されます。
 今回、ご同行いただいた紙芝居様と私で100歳を越える二人なので、駅に降りるなり周りを見回して喫茶店ひとつない状況に唖然としてしまいました。列車待ちの間、強い北風の中に曝される事態に躊躇したのは言うまでもありません。若い頃はともかく、最近は車で撮影地の近くまで行き、列車の時間まで来るまで暖かい車内で休む事に身体が慣れてしまって、寒空にただただ震えて大変キツイ経験をしました。幸い、良いアドバイスのおかげで貨物列車3本の撮影が出来、そのうち2本がDD51の原色がやって来て寒空に震えた甲斐があったというものです。

 DD51原色の撮影は銀塩(モノクロフイルム)で撮影したため、ここでご紹介するのはどうでも良く撮ったDD51の更新機の写真でご勘弁ください。しかしこのDD51の塗装も前面のクリーム一色を他の部分と同じ塗装にしてくれれば、別に嫌がらないのですが、またなんでこんな塗装にするんですかネェ…?  ちなみに列車の後ろのホームが近鉄海山道駅 08,01,25 塩浜貨物線 5282レ Canon40D

 昼前から三岐鉄道へ移動することにしました。近鉄からの乗換え時間を使って富田で慌しく昼食を済ませて三岐鉄道に電車に乗ると、床下から”コンコンコン”と懐かしい旧型のコンプレッサーの音が聞こえてきました。ボディーから見るとカルダン車と思ったのですが、もしや?と運転台をのぞくとブレーキが自動ブレーキです。ひょっとして”この電車は吊掛け?”と思っていると、電車は動き出し、あの懐かしい音が響きだしました。
 後で調べたら三岐鉄道でも1編成しかない吊掛け駆動車で、ほとんど動く事もないようです。10年前には地方の私鉄に行けば吊掛け駆動車を見かけたのですが、今は本当に少なくなってきたので撮るより貴重な体験をしたのかもしれません。この日はセメント工場の操業停止でお目当ての貨物列車は撮れませんでしたが、思わず釣掛け車に乗れただけでも訪れた価値があったようです。

 壬生川駅を降りた時点では藤原山に陽が当たっていたのに、だんだん雲が多くなってきました。この時点では山は見えていましたが、この後10分くらいすると完全に雲で隠れてしまいました。そして帰る頃には吹雪きになりました。 08,01,25 三岐鉄道 丹生川 607+1608 Canon40D

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