さて、5月31日の深夜には一部住民の反対行動を予想してか厳戒態勢で警備員が見守る中、歴史ある商店街が閉鎖されてしまいました。正に戸塚駅西口商店街の昭和史の終焉の瞬間だったのかも知れません。
明けて6月1日には商店街に続く各道路はバリケードで封鎖され、警備員が見回ると言う戒厳令の出た街の様に物々しさだけが目立ちました。しかし警備員は雰囲気とは逆にソフトムードで通行人一人一人に”おはようございます!”とか”行ってらっしゃいませ!”と声を掛けていますが、開発に反感を持っている利用者がほとんどで、冷たい視線を投げかけて歩いていくのが印象的でし。
今日現在も建物の取り壊し作業は始まっていません。商店街の建物が見られるかはわかりませんが、いつまでもひっそりとした商店街を見るのも悲しい思いをするのもなかなか酷なものです。

人があふれるように歩いていた商店街に人の姿は見れません。こんな光景ははじめて見ました。 07,06,06

この細い道には専門店が沢山ありました。ジーパンの専門店・和装店・漢方専門店等戸塚の商店街もなかなかだなぁと思って歩いたものでした。

右側の建物が6月1日以降、商店が仮営業している”ウエスト戸塚”です。情緒とか風情とかは全く皆無ですが同じ建物の中で存続したお店が集約されているので、それはそれで便利なのですが、何故か利用してて寂しさを感じてしまいます。