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DT200Aの庫 (goo-blg)

台風19号 みなさまの地域は大丈夫ですか?


 ↑↓いくら休日とは言え人がまばらな東京駅の構内と言うのも異様です。この時点で運転見合わせ線区は無いのに(厳密にいえばUTラインは初電から運転見合わせですが?)この閑散んとした光景にはビックリです。東海道新幹線は1Aから運転していないので東海道新幹線の改札はシャッターが下ろされたままです。しかし出札は他の新幹線は動いるので開けてはいましたが閑古鳥が鳴いていました。    19,10,12  08:15頃  iphone7カメラ機能で撮影


 ここ数年”想定外”と言うフレーズをよく聞きますが、これほどの雨と風を伴う台風はまさに想定外だったと思います。
 私は11日から24時間勤務の一交勤務でしたが12日は帰る列車が無くなると言う事から、弊社としては珍しく”勤務時間内でも、早く帰って良いヨ!”と言う事でまだ勤務時間中ながらも、早目に帰れたので何とか帰れましたが所定で帰っていたら運転見合わせのギリギリだったかもしれません。
 台風が直撃が予想される中、食材の確保が心配でしたがたまたま駅を降りて、一番近いコンビニに行くとちょうど配送があった様でお弁当などが山積みになっていて、それに群がる様にお客さんの姿がありました。その光景を見て普段は妙に嫌になりその場を離れるのですが、今回に限り自分も躊躇すると食材確保が出来なくと思い、その波の中に自分も飛び込んで食材を約3食分を購入して帰宅しました。


 自宅マンションは年に1回、避難訓練を実施しその際に防水板の設置の訓練も行っています。その甲斐あってこの設置には計4か所を15分程度で設置する事が出来ました。”備えあれば憂いなし!”と言う事で翌日までこの防水板は無用の長物になった事は幸いでしたが多摩川の決壊を見れば過剰対応出なかったことは明白です。   18,10,12  16:30頃    iphone7カメラ機能で撮影

 帰宅すると自宅マンションのロビーに”防水板の設置について”と言う貼り紙を見つけました。実は自宅マンションはかつては暴れ川と言われた柏尾川が近くに流れているます。約50年前にそれまでの土の堤防から強固なコンクリート堤防に強化されました。当時は桜の名所として有名だった堤防を桜の木を伐採の上、コンクリートの堤防にした事から相当な非難もありましたがその後は台風・大雨の毎に水が出ていたのがコンクリート堤防が建設されてから半世紀、一度も氾濫する事も無く今思えば正しい護岸工事だったと思っています。しかし、今回の台風は50年、決壊しなかった柏尾川が氾濫する事もあり得るとマンション管理組合が判断して防水板を決断したと思われます。私も帰宅したところだったので管理組合の役員ではありませんでしたが防水板の設置をお手伝いをしました。
 そして夜になり本格的に風雨が強くなり、部屋の窓ガラスに飛ばされてきた小枝(チョコではなく樹木の小枝)が叩きつけられ鈍い音が何度もあり、その中に地震と心細くなるばかりでしたのでビールとレモンサワーを呑んで眠くなったのでそのままベットに潜り込んで気が付いたら日付が変わって13日の00:30頃でした。既に風も収まり、雨も上がっていました。気になっていた柏尾川もマンションのベランダから見る限り、氾濫警戒ラインから相当下の水位で一安心して、またベットに戻ったらそのまま寝入ってしまい、気が付いたら朝陽が奇麗な朝でした。


 道路隔てたところに区役所がありますが、その建物の3階のロビー広場が避難所になっていました。この時点で強風域に入り、雨も横殴りになっており外出は身の危険を感じる程で、避難所に身を寄せるのは当然だと思いましたが、そこから道隔てた自分の部屋で、さらに自分のベットで寝れるのが申し訳ない気持ちでいっぱいでした。   19,10,12  19:50頃   iphone7カメラ機能で撮影

 もともと自宅マンション前には東海道線と横須賀線、さらには東海道貨物線が走り貨物線の保守間合が上下線重なる夜中の2時から3時にかけて以外はいつも列車の音が鳴り響く環境にあります。もちろん自分としては騒音にはなりませんが音がするのは事実です。しかし、13日の朝は本当に静かな朝になりました。氾濫しなかった柏尾川のせせらぎが聞こえたのは初めてでした。テレビでは夜が明けると共に判明しだした被害状況が刻々と報道され、テレビから眼が離せなくなってしまっていました。その中でも鉄道被害が気になるところですが、北陸新幹線長野車両センターのE5編成の水没には本当に驚かされました。当初は7編成の水没と報道されていましたが電留線に7編成が出でいると言う事は庫にも何本かE5が在線していると思っていたら、案の定3編成が居たらしく10編成120両の水没となりました。これだけの本数の水没は前例がなく(前例と言えないですがかつて奈良線で103系が水害で水没して廃車前提で首都圏各地で留置されていた101系が急遽、関西にコンバートされて余命を救ってもらったお礼に水没編成の代わりにしばらく奈良線で活躍したことがありましたが)、今後の北陸新幹線の運行に多大な影響が出るのは必至だと思われます。とりあえず”とき”用にしたE5を北陸新幹線に呼び戻して、E4編成を全検を通してここ数年は上越新幹線で活躍してもらわないとダメな気がします。最近、このパターンが多くて昨年の西日本豪雨では被災した山陽線の代替輸送で山陽新幹線を増発するために700系B編成を半年延命して乗り切ったという経緯もあります。
 その次に入ってきたニュースが上田電鉄の信濃川橋梁の流出です。かつて5250型を追い掛けてなじみの深い線区ですので、この先の同鉄道がどう再建していくのか心配でなりません。その他、両毛線の橋梁流出や箱根登山鉄道の土砂崩壊等、復旧までにはしばらく時間のかかる被害が明らかになり今後が気になるところです。
 夜になり自宅マンションの外から聞こえて来る列車のジョイント音を聞いて、いつもと変わらない音になったと安堵するばかりです。


 台風が通過した朝は素晴らしい夜明けでした。心配した柏尾川の水位も全く心配しなくてよいレベルで、のんびりと夜明けを眺めていると横須賀線の安全確認列車が上って行ったので運転再開は予定より早まるのかな?と思ったものの、横須賀線が実際に運転再開されたはこれから9時間が経過した15時過ぎでした。   19,10,13   06:22頃   
iphone7カメラ機能で撮影

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