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初冬の東北撮影旅行 11月29日編


 午前中の早い時間には素晴らしい天気でしたが。時間経過と共に雲が湧いてきました。    13,11,29 岩手開発鉄道長安寺 112レ 08:19頃  Canon EOS7D

 29日は朝の冷え込みで眼が覚めました。今回は車中泊(○ヨ)をするためにシュラフ以外に毛布と家で使わなくなって押入に放置されていた掛布団を後部座席に積んできました。車内と言う限られたスペースですのでまず一泊目はシュラフを使わず毛布と掛布団で寝る事にしました。結果、-3℃くらいなら少し寒さを感じるもののシュラフを使わなくても充分耐えられる事がわかりました。○ヨした場所は岩手開発鉄道長安寺駅東側のローソン近くの空地にしました。ここなら深夜でも一定の灯りがあり、さらにトイレもローソンで借りる事が出来るからです。
 起きて空を仰ぐと満天の星空でテンションが上がります。すぐに天気予報をチェックすると朝は晴れるもののすぐに雲が出て午後からは雨が降ると言う不吉な予報が出ていました。そうなると天気が崩れるまでの短時間勝負になります。エンジンを始動して暖まるのを待って移動開始です。まずは盛駅構内の検車区に行くと既にDLはエンジンが掛かり仕業検査が行われていましたが、まだ一番列車まで1時間以上あるのに一日の安全な運行のために検査に余念のない岩手開発鉄道社員の方々を見て頭が下がる思いでした。


 一番海側にある盛川橋梁はそこそこの太陽が光が届き撮影に好都合でした。   13,11,29 岩手開発鉄道盛―赤崎 113レ 08:45頃  Canon EOS7D

 太陽は雲に隠れる事なく登って行きます。冬至があと1ヶ月を控えたこの時期だと山に囲まれた岩手開発鉄道の撮影地は方向と地形を考慮することが大事です。地図とにらめっこして朝陽が山に遮られず射し込むと予想される長安寺駅構内に向かいました。ここで下り2本を撮影した時点で予報通り山から雲が海の方向に流れ始めました。山から海側へ雲が流れて来る光景はテンションが下がります。諦めモードで雲の流れを見ていると海の上に来ると雲が消えてい事に気がつきました・・・ならばと一番海に接している盛ー赤崎間の盛川コンクリート橋に移動して撮影する事にします。雲の流れを見ていると西にあたる山側には厚い雲があるものの南東側は青空領域で、時折雲が掛かるものの晴れている時間もありこの場所で撮影しながら天気の様子見する事にしました。


 秋刀魚出汁ラーメンにご飯と餃子3ヶのお昼のサービスセット(150円)を注文しました。普段は絶対にしないのですがも最後にラーメンスープをご飯に掛けて頂きましたが秋刀魚の出汁のおかげでぶっ掛け飯がとてもいただけました。  13,11,29 12:16頃  スマートフォン T02D

 昼前には完全に曇空になってしまったのでその気はなかったのですが急遽、長安寺近くの美味しい魚系出汁ラーメンのお店゛黒潮゛に向かう事にしました。ちょうどお昼頃立ったなので少し待たされましたが、鰹出汁の美味しいラーメンが食べられて大満足で店を出ると少し天気が回復していました。少しでも晴れる確率のある先程の盛ー赤崎間の撮影地に戻りました
 食後だと眠気が襲いかかります。眼を開けているつもりでもいつのまにか寝てしまって踏切の警報器で起こされ慌ててカメラを持って飛び出す事を繰り返す中、14時を過ぎると山側の雲が切れはじめているのに気づきました。陽が低いこの時期だとすぐに太陽が山影に入ってしまいます。しかし同じく場所で一日撮影していても芸がないので、一か八か盛ー長安寺間に移動する事にしました。幸いにも賭けは良い方向に向いて、陽射しがあるロケーションでなんとか1本は撮影する事が出来ました。


 この日、盛川は流れも穏やかで水面が綺麗に鏡になっていました。   13,11,29 岩手開発鉄道盛―赤崎 144レ 10:25頃  Canon EOS7D

 その後は海側に黒い雲が流れ出したのを認めたので撮影を終えて、岩手石橋駅に寄って撮影のお礼と共に12月の運転傾向を伺う事にしました。詳細な運転日は伺えませんでしたが12月は前半に工場の定期検査があるので運休日が多く、またこの影響で輸送力確保のために年末は30日まで運転される事を教えていただきました。貴重な情報を得る事が出来お礼を申し上げて岩手石橋駅を後にし水沢駅に向かいます。実はひだ号がアケ番で勤務終了後に東北新幹線と東北線を乗り継いで水沢駅に17時前に到着すると連絡を受けていたからです。水沢市街地に16時過ぎに到着。ショッピングセンターで防寒具や除雪用具を購入して、駅に向かいました。
 今晩の宿は水沢駅徒歩圏内にある翠明荘と言うビジネスホテルですが和室で3500円と言う安さです。国鉄時代には運転士や車掌が利用する乗務員宿泊所には和室形式の部屋もあり、それを思い起こされてくれる部屋でした。まぁ~ひだ号君が知るはずもないのですが、国鉄時代はこの乗務員宿泊所に安価で泊まれました。確か素泊まりで1000~1500円くらいだったと記憶しています。乗務員宿泊所ですからどんなに早い時間でも前夜に申告しておけば賄いの人(たいていおばさん)が起こしてくれ、一番列車乗車でも安心して寝る事が出来ました。”隣の部屋は乗務員さんだから静かに寝てネ!”とまかないのおばさんに言われたものの、現実には隣の部屋のイビキが凄くてうるさくて寝れなかったのは私のほうだったなんてそんな昔の思い出を蘇らせてくれるには十分過ぎるくらいの雰囲気をもったホテルでした。
 夕飯はひだ号君が今秋にもーたーまん様と暖簾をくぐった駅前の寿司屋をひだ号君は希望しましたが、私の独断でステーキハウスに入って美味しいハンバーグを食べて早目に就寝しました。


 太陽が山影に隠れる直前にこの区間で撮影が出来満足です。   13,11,29 岩手開発鉄道盛―長安寺 144レ 14:33頃  Canon EOS7D

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