
塩浜機関区の検修庫では全般検査の作業中でした。寒い中シャッターを開けて見学できる様にご配慮いただき、感謝いたします。ちなみに、エンジンは委託検査だそうです。機関区長とお話しさせていただきましたが品川機関区から資料をいろいろいただいた時に、なんと911型の制御回路の図面もあったそうで、それだけで話が盛り上がっていました。 23,02,03 14:51頃 神奈川臨海鉄道塩浜機関区撮影会 (PS コントラスト修正) Canon EOS1DX MarkⅢ
03日はクラブツーリズム主催の<写真撮影の旅>『神谷武志講師同行 川崎貨物駅の貨物列車 千鳥町・工場夜景とディーゼル機関車 特別撮影会 日帰り』に参加して来ました。
あいにくの天気で一人だったら不貞寝しているところですが15,000円も前払しているので、すっぽかす訳にもいかないので足取り重く参加させてもらいましたが、行けば行っただけ普段は絶対に入ることの出来ないポジションからの撮影に加えて敷地外から絶対に近寄れないし、それ以上にその存在さえ判らない廃車体を撮影出来たりと、知らぬ間にテンションが上がり、そこそこな成果をモノにして帰宅することが出来ました。

キャブを見学させていただいていたら石油を満載にした列車が到着しました。運転士目線での撮影もこんな時しか撮影出来ません。 23,02,03 15:00頃 312レ 神奈川臨海鉄道塩浜機関区撮影会 (PS コントラスト修正) Canon EOS1DX MarkⅢ
今回は購入して半年と少し経過したEOSー1D X MaRkⅢはフラッグシップカメラながらも故障のために修理点検中で購入したてのEOS R7のみをカメラバックに忍ばせての出撃でしたがいろいろな場面に遭遇したおかげでカメラの取扱いの勉強になりました。特に夜楽(夜間バルブ撮影)ではレンズの手ぶれ防止機能に加えてEOS R7本体の手ぶれ防止機能が加味されて手持ちで1/15でもなんとか撮影出来たのはビックリでした。やはり少し設計の古いシャッター幕式のフラッグシップカメラより最新鋭のミラーレスの一般普及機の方がよく撮れると言うことを実感しました。

この機関車を見つけた時にはぶったまげました。この機関車は東芝浜川崎工場で人知れずスイッチャーとして働いていたものの廃車となり、それを神奈川臨海鉄道が引き取った様です。この手の機関車は専用線内の立入禁止エリアで稼働し、その生涯を終える事も少なくなくこうして記録として残せるのは大変貴重です。 23,02,03 15:24頃 神奈川臨海鉄道塩浜機関区撮影会 DB-3(元東芝川崎工場入換機) (PS コントラスト修正) Canon EOS1DX MarkⅢ
ツアーそのものは事前の打ち合わせのご苦労が偲ばれ至れり尽くせりで楽しく、また充実した時間を過ごす事が出来ましたが添乗員さんの力量不足の場面や、ツアーの金を払っていない乱入者の方が恵まれたポジションで撮影しているなど、一部不満も残り今後の課題として勉強していただきたい場面もありました。また、参加者側にも他の撮影者に罵声を浴びせるなどのツアー撮影にはあるまじき行為もあり参加者のモラルにも問題がありました。
最後にこの心憎い撮影ツアーを企画された神谷武志氏及び主催していただいたクラブツーリズム及び寒空の中、笑顔で接していただいた添乗員の方、またこの撮影ツアーを全面支援していただいた神奈川臨海鉄道及び塩浜機関区区長をはじめとする現場の方々に厚く御礼申し上げます。

今回のメインはこの夜楽です。撮影のために財源(貨車)を残しておいていただき、さらには撮影のために重連にしていただきました。ただ後部の機関車は無動扱いで機関士は前に一人だけの乗務でした。 23,02,03 18:01頃 神奈川臨海鉄道千鳥線日本触媒工業専用線撮影会 206レ (PS コントラスト修正) Canon EOS1DX MarkⅢ