
ブルトレで育った自分にとって15年は”ブルトレ”と言う言葉を過去帳に入れてしまう区切りの年でもあります。鉄道の魅力は何処へいってしまったのでしょうか? 14,09,27 静狩―小幌 1レ 08:38頃 Canon EOS7DMarkⅡ
あけましておめでとうございます。今年は鉄道界にとって激動の年にかりそうです。北陸新幹線の金沢延伸開業は明るい話題ですが、その陰で並行在来線は第3セクターに分離され国鉄時代、日本全体がネットワーク化されていたのがどんどんズタズタにされていってしまいます。新幹線開業で便利になるのは良いのですが、これで本当に良いのか?と今一度立ち止まった方が良い気がします。また、3月のダイヤ改正で”北斗星”が定期列車から引退します。私にとってブルトレは特別な存在でした。小学生の頃、教室の窓から次々と上っていく東海道線のブルトレの姿がありました。また、休みの日に行く上野駅では多くの夜行急行の中で”ゆうづる”や”はくつる”は特別な存在でした。あの頃、まだ14系寝台車もなかった時代ですから20系にとっては一番栄光の時代だったのかもしれません。全国を鉄の道でつながれていた時代がすでに終わりを告げようとしている時代にその象徴でもあったブルトレがなくなるのは何とも言えない寂しさがあります。さて、15年は鉄道にとってどんな年になるのでしょうか?