
いつもお世話になっているネコパプリッシング刊”国鉄時代”の別冊と言える”わが国鉄時代Voi3”が発刊されました。
自分以外の鉄ちゃんが何気に撮った国鉄時代の写真に当時の自分をおいて眺めてみると言うコンセプトの写真集ですが、なかなか好評の様です。
今回のVol3を手にして明らかにわかることはVol1より写真の質が向上している事です。掲載された写真を総じて言うなら「ただ撮った当時の珍しい写真」から「想いを込めて後世に何かを残そうとして撮ったすばらしい写真」へと質的向上しているように思えます。
かくゆう私も何枚か投稿していますがも今回は私としては大変に珍しい現役蒸機の写真が掲載されています。ぜひ、ご覧いただければ幸いです。

この写真ですが、私が中学生の冬休みに撮影しています。何日か木曾でD51を撮影していた最終日に大雪に遭遇しました。たしか上松のYHに宿泊し同室のやはり高校生の鉄ちゃんの目覚時計で起こされと記憶しています。目覚時計は鳴っているのにいつまでも起きないので、私が勝手に目覚時計を止めて、何気にカーテンを開けた途端、目がテンになってしまいました。一面雪…というより大雪で50センチくらい積もっていました。
いゃぁ~大変なことになった!とそそくさと朝食を済ませてYHを出たところまでは記憶にあるのですが、それ以降は写真の木曽福島機関区で撮影をしたこと。木曾平沢付近の鉄橋で吹雪の中D51の重連貨物を撮った事。後は夜になって木曽福島から長野までキハ181系”しなの”に乗ったこと事だけを覚えています。もう40年弱の出来事ですが私にとって大切な思い出の一日でした。 72,01,07 雪の木曽福島機関区