
この場所で五井側に太陽光線が当たるのは一番列車だけです。そのため自宅を3時過ぎに出ました。太陽が出てきて15分後のみずみずしい光線浴びた列車を撮影出来て、その甲斐は報われました。 15,04,16 小湊鉄道里見ー高滝 回301レ 05:28頃 Canon EOS7D
16日は休みでした。不安定な天候が続くなか16日は安定した天気になりそうで何処かへ出撃するつもりでした。磐越西線電化区間のD51試運転の情報もありましたがひとりで出撃する程体力もなく、近場で被写体を探します。烏山線ならまだ桜も残っているかもしれません。しかしキハ40のタラコ2連は動くには動くのですが朝の1往復のみで転戦出来る適当な線区もないので何かもったいない気がして、近場で手堅い小湊鉄道に出撃する事にしました。結構通い込んでいるつもりの小湊鉄道ですが昨年秋以降撮影していますんので久々の出撃となります。もともと4月は桜目当てで小湊鉄道に通うのがここ数年の常ですが今年はそのつもりで休みを入れておいたものの天候不順で飯給の桜のライトアップさえも行かずじまいでした。
桜シーズンは鉄ちゃん以外にハイカーや観光客、さらにはドライブの人までが小湊鉄道の駅(特に飯給と月崎)に集結して観光地化してしまいます。普段の静かな小湊鉄道を知るものにとってこの光景は違和感のなにものでもありません。しかし桜が散り人々が去ると小湊鉄道はいつもの静寂が戻ってきます。桜が散ると沿線の田んぼに水が入りだします。まだ場所によっては菜の花が咲き、桜シーズン以上に私が好きな小湊鉄道の光景です。
16日も当然、田んぼの水面水鏡目当てでした。しかし水鏡に風は大敵です。風は太陽が上がり気温が上昇すると吹き出します。逆説から言えば水鏡を撮影したいなら気温が低い早朝か夕方が狙い目と言うことになります。16日は自宅から90分あれば余裕で着ける撮影地ながら水鏡が撮りたくて自宅をまだ暗い3時過ぎに出発しました。

桜の時期が過ぎてすっかり静寂を取り戻した里見駅です。やはりこの姿が小湊鉄道の様な気がします。まだプレス発表されていませんが小湊鉄道も観光鉄道を目指して社運をかけた施策を計画している様です。本来は今春からの予定が認可が降りずなんとか秋の紅葉シーズンには間に合わせたいとの事でした。 15,04,16 小湊鉄道里見 23レ 13:21頃 Canon EOS7D Mark