風間喜代三「印欧語の故郷を探る」

2009年12月24日 22時43分55秒 | 巻十六 読書感想
入手してから10何年。
もう何度読み返しただろうか。
その割に、内容をちゃんと理解してないけど。

印欧語の故郷を探る (岩波新書)
風間 喜代三
岩波書店

このアイテムの詳細を見る


インドで話されているヒンディー語と西欧の言葉が
実は同根であるということは、
今更驚く話ではない。
しかし、実際にこのような単語対応ですよと例示されると、
興味深いことこの上ない。

ああ、こういう繋がりがったのか、と
一人ほくそ笑むことができるのが
言語学の醍醐味な気ガス。

例えば、
ドナウ川とドニエストル川とドン川とドニエプル川は
いずれも*dān(u)=「流れ」という要素を祖としている。
そしてそれは、インドの魔神ダーナヴァやイランのダーヌ族に通じる、とか。
うーん、こういうのってワクワクドキドキですわ。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« パンターG型(スチールホイー... | トップ | 泥まみれの虎―宮崎駿の妄想ノ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
3回 (fuwaku)
2009-12-28 15:27:29
僕も3回ぐらい読んで、その度に楽しんでますが、もうすっかり内容は忘れてしまいました。だから、また楽しめるんですがね。

ところで、白川静はいかがですか?
信じる信じないはともかく、乗っかってくとわくわくドキドキですよ。
返信する
Unknown ()
2009-12-29 16:55:13
fuwakuさん、こんにちわ。

おー!3回読みましたか。お仲間ですね。
おっしゃる通り、内容を読むたびに忘れてしまうので、
また新鮮な気持ちで読める気がします。

白川静氏ですか。
わたくし、昔そっち方面の勉強していながら、
たぶんちゃんと読んだことはないような気がします。
わくわくとか言われると気になりますが(笑)
返信する

コメントを投稿