古田義弘「仙台城下の町名由来と町割―辻標八十八箇所を訪ねて」

2013年11月12日 00時02分20秒 | 巻十六 読書感想
本を手に取ってから気がついたのだが
著者の古田義弘氏は、アノ人である。
そう、かつてTBCラジオで「古田義弘のハウジングレポート」という番組をやっていた、あの。

朴訥で訛ったような喋り方。
早口だし正直聞き取り辛い。
逆になんか耳に残って気になる。内容は全然残らなかったけど。

帰省した時、父親に言われたことがある。
あの古田義弘って、地元千厩の出身なんだと。

やや驚いた。そして、やや誇りに思った。ややこっぱずかしかったが。
そして、あの不器用な語り口がなぜか懐かしく感じた理由が少し解った。


仙台城下の町名由来と町割―辻標八十八箇所を訪ねて
古田義弘
本の森(仙台)



よっぽど自分はこういう歴史と地理がミックスしたような分野が好きなんだな。
ほんとにワクワクして読んだ。
普段歩き慣れている道とか
学生時代よく徘徊した界隈が
歴史的にいろんな謂れをもっていた。
今では大通りに埋没してあまり気にしない横丁や細い道が
実は由緒ある場所だったとか。

この本を片手に、
休日を潰して仙台の街中を歩いてみたくなった。
じっさい東京で少しだけそんなことをして来て、とても楽しかったしな↓
竹内正浩「地図と愉しむ東京歴史散歩 地形篇」 現地訪問


いつも見逃してたけど、
辻標っていろんなところにひっそり立ってるんだな。
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