ジャムシードの酒盃

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アメリカ、低姿勢に変化して、シリア、イランの分断を狙う

2005-02-18 | 外交・国際
シリア首相:イラン副大統領と会談 「共同戦線が必要」と

シリアの駐米大使は「対米同盟」を意味しない。と火消しをしている。
これはとりあえず、アメリカとの対立のグレードを上げたくないという、そして 妥協の落し所を探る意図があるのだろう。
それに答えるように米大統領報道官:「米と対抗なら読み違え」共同戦線にと「シリアの相手は国際社会であって、アメリカで無い」と言っている。

アメリカもシリアとイランの同盟には驚いたであろう。イラク情勢に深く影響を及ぼすだけに、事態をより複雑に、混迷化させる要因をはらんでいる。

とりあえず、シリアとイランの分断を図りたいところだろうが、アメリカの思惑のように行く可能性は限りなく低いだろう。