直腸癌術後12年で激痛と膿尿 61才男性 170cm 65kg
(初診 平成20.3.11)
H7年に、S字状直腸癌の手術、人工肛門造設と放射線療法を受けた。H19年5月から尿が白濁している。肛門痙攣のため座ることもままならず、排尿時の痛みも激しくて恐怖であると言う。下半身特に下肢が重い。夜間頻尿で睡眠不足である。寝て30分以内に2回、4時に1回、朝起きる前に1回の計6回尿が出る。腎・尿管・膀胱は異常なしだが原因不明と医師から言われた。私は膀胱と腸が癒着して膿が出てくると思われた。手術を勧められたが、これ以上してもよくならない気がして悩み、人から紹介されて来院。舌質淡紅、苔薄白膩。脈弦有力。
H20. 3.11 まず、アルコールを全く止める事を指示し、漢方エキス剤を処方。
H20. 3.18 1週間に1・2度の肛門痙攣や排尿痛がなくなった。出始めだけ尿に濁りがある。寝て1時間後と、4時頃と、朝方の3回に回数が減った。まだ尿は勢いよく出ない上に1回の尿量は盃2杯程度。便通はよい。
H20. 3.25 この1週間、毎日薄皮をはがすようによくなった。排尿痛がほとんどなくなり、たまにほんの少しピッと感じるくらいになった。平常時の肛門の周りの違和感と、痛い感じがない。尿が50mℓ位しか出なかったのが、だんだん増えてきて100mℓ位になった。夜間の頻尿(6回)が、夜中に1回と朝方に1回になった。1回の量がいつもの2・3回分になった。
H20. 4.10 ずっと調子よい。たまにキリキリと排尿痛がある。腹がドンとし、移動する感じがある。尿の濁りも薄くなった。よく寝られる。夜間尿4・5回→2回になった。左下腹部の人工肛門の周りに違和感が少しある。舌質淡紅、やや胖、苔薄白。弦滑有力。
H20. 4.22 調子よい。便秘もない。病院では前立腺肥大の手術をすると言われているが順調と言われた。疲れやすい。舌質淡紅、やや胖、苔薄白。脈弦滑有力。
H20. 5.13 尿は全くきれいになりました!食欲がある。疲れやすい。
「去年の12月末から、排尿時の激痛と頻尿に対し病院で点滴や抗生物質などいろ
いろ治療を受けても全く治らず悩んでいたのに、ここへ来てこんなに早く、治っ
たのは私にとっては奇跡としか言いようがないです。こんなに早く治るとは!!」
(初診 平成20.3.11)
H7年に、S字状直腸癌の手術、人工肛門造設と放射線療法を受けた。H19年5月から尿が白濁している。肛門痙攣のため座ることもままならず、排尿時の痛みも激しくて恐怖であると言う。下半身特に下肢が重い。夜間頻尿で睡眠不足である。寝て30分以内に2回、4時に1回、朝起きる前に1回の計6回尿が出る。腎・尿管・膀胱は異常なしだが原因不明と医師から言われた。私は膀胱と腸が癒着して膿が出てくると思われた。手術を勧められたが、これ以上してもよくならない気がして悩み、人から紹介されて来院。舌質淡紅、苔薄白膩。脈弦有力。
H20. 3.11 まず、アルコールを全く止める事を指示し、漢方エキス剤を処方。
H20. 3.18 1週間に1・2度の肛門痙攣や排尿痛がなくなった。出始めだけ尿に濁りがある。寝て1時間後と、4時頃と、朝方の3回に回数が減った。まだ尿は勢いよく出ない上に1回の尿量は盃2杯程度。便通はよい。
H20. 3.25 この1週間、毎日薄皮をはがすようによくなった。排尿痛がほとんどなくなり、たまにほんの少しピッと感じるくらいになった。平常時の肛門の周りの違和感と、痛い感じがない。尿が50mℓ位しか出なかったのが、だんだん増えてきて100mℓ位になった。夜間の頻尿(6回)が、夜中に1回と朝方に1回になった。1回の量がいつもの2・3回分になった。
H20. 4.10 ずっと調子よい。たまにキリキリと排尿痛がある。腹がドンとし、移動する感じがある。尿の濁りも薄くなった。よく寝られる。夜間尿4・5回→2回になった。左下腹部の人工肛門の周りに違和感が少しある。舌質淡紅、やや胖、苔薄白。弦滑有力。
H20. 4.22 調子よい。便秘もない。病院では前立腺肥大の手術をすると言われているが順調と言われた。疲れやすい。舌質淡紅、やや胖、苔薄白。脈弦滑有力。
H20. 5.13 尿は全くきれいになりました!食欲がある。疲れやすい。
「去年の12月末から、排尿時の激痛と頻尿に対し病院で点滴や抗生物質などいろ
いろ治療を受けても全く治らず悩んでいたのに、ここへ来てこんなに早く、治っ
たのは私にとっては奇跡としか言いようがないです。こんなに早く治るとは!!」