平成19年9月2日高熱があり、後頭部に頭痛を訴えた。9月23日の昼頃から発熱があり、夜に39、2℃となり解熱剤を使用するも下がらず。翌日も高熱が続くため病院を受診。熱と咽が赤い以外に症状を認めないので抗生物質や座薬などの薬をもらって帰る。6時間毎に7回座薬を使っても、38,5℃の熱が続く。近くの医院で点滴を受け、9月26日は朝から37℃前後になり、少し元気になり朝食として、卵豆腐・うどん・パン・アイスクリームなどを少し食べた。しかし昼過ぎから全身倦怠感が出現し、目が回ると訴え寝てしまった。途中で起こしてもだるそうであった。夕方の5時から寝てしまい、夜の8時に起こそうと声をかけてみると、開眼したまま一点凝視をして、全く返答できず口をもごもごさせていた。病院に入院し脳症の治療として3日間の予定でステロイドパルス療法と一晩かけて免疫グロブリンを計7本したが、効果なし。9月28日朝から再び40℃の高熱になり、口元と手の痙攣が徐々に出始め、2分続く発作が何度も出現。9月29日から解熱剤も使いながら38,3℃、37℃など発熱は上下したが、痙攣は1時間に2,3回2分間続き、透明か白い粘りのある痰が咽喉でゴロゴロしだし、唾液がよく出る。9月30日から鎮静剤の投与と抗痙攣薬の注射をする。10月1日熱は37℃前後になったが、むしろ痙攣は頻回に15秒間であり、絶食で経管栄養と点滴をし、バルン留置し、低酸素となり人工呼吸器になった。便通は毎日普通便が出ていたが、9月28日からは大量の茶褐色の水様便が1~2日毎に出ている。
頭部CT検査:異常なし、採血検査:WBC3300、GOT45、GPT45、LDH422、TP6.4、
CRP0.71、脳波検査ではてんかん波ではなく、激しい山型で、脳が休んでいない状態。
9月29日に私の大阪での中医学講座のときに、尾道のDrと身内の薬剤師さんから治療を依頼され、10月1日問診表と経過のFAXをもらって、まず泄熱開竅の薬を送り、経管から朝夕に入れてもらい、38~39℃の気分熱に対しエキス剤を尾道のDrに処方をしていただいて2~3日で意識が戻り、熱は速効的に37~36度前後になり落ち着いたかに見え、つづいて変方した。しかしまた高熱と赤い境界不鮮明な痒みの無い斑疹があり、元気がなくなり意識もウトウトしだした。邪熱が営分にあり、血分に入る気配があり、エキス剤を服用して、大事に至らず1日、2日で、もとの元気な状態にもどり、その後、痙攣のコントロールが病院ではできないうえに、一生治らないかもしれないし、IQも低いままになるだろうと言われたというので、私は必ず後遺症なく普通の子供になると保障し、煎じ薬を11月28日送付。服用とともに痙攣は認めなくなった。病院から痙攣の専門の病院か大学病院に紹介するので転院するよう言われたが、先方から治療に差は無いことや空きベッドがないことなどで中止。平成20年1月に大学病院での脳波検査でほとんど改善していることが判明。自力で食べ、歩いている。しかし1月12日の母親の報告で、長時間の外出や楽しくはしゃぎすぎると疲れやすく、また本人は気づいてないようだが少し口の周りに痙攣がみられる。胃が重く食欲がなく極少量しか食べないこと、多動症があるというので、処方変更。平成20年2月10日尾道の研究会の折に母子にお会いしたが、元気で多動症もなかった。母親によると食欲も正常と言う。
頭部CT検査:異常なし、採血検査:WBC3300、GOT45、GPT45、LDH422、TP6.4、
CRP0.71、脳波検査ではてんかん波ではなく、激しい山型で、脳が休んでいない状態。
9月29日に私の大阪での中医学講座のときに、尾道のDrと身内の薬剤師さんから治療を依頼され、10月1日問診表と経過のFAXをもらって、まず泄熱開竅の薬を送り、経管から朝夕に入れてもらい、38~39℃の気分熱に対しエキス剤を尾道のDrに処方をしていただいて2~3日で意識が戻り、熱は速効的に37~36度前後になり落ち着いたかに見え、つづいて変方した。しかしまた高熱と赤い境界不鮮明な痒みの無い斑疹があり、元気がなくなり意識もウトウトしだした。邪熱が営分にあり、血分に入る気配があり、エキス剤を服用して、大事に至らず1日、2日で、もとの元気な状態にもどり、その後、痙攣のコントロールが病院ではできないうえに、一生治らないかもしれないし、IQも低いままになるだろうと言われたというので、私は必ず後遺症なく普通の子供になると保障し、煎じ薬を11月28日送付。服用とともに痙攣は認めなくなった。病院から痙攣の専門の病院か大学病院に紹介するので転院するよう言われたが、先方から治療に差は無いことや空きベッドがないことなどで中止。平成20年1月に大学病院での脳波検査でほとんど改善していることが判明。自力で食べ、歩いている。しかし1月12日の母親の報告で、長時間の外出や楽しくはしゃぎすぎると疲れやすく、また本人は気づいてないようだが少し口の周りに痙攣がみられる。胃が重く食欲がなく極少量しか食べないこと、多動症があるというので、処方変更。平成20年2月10日尾道の研究会の折に母子にお会いしたが、元気で多動症もなかった。母親によると食欲も正常と言う。