Dr.木本のちょっと面白い話

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中医学の新治療

2007-02-01 18:08:39 | Weblog
       最近の皮膚疾患
 かゆくて困っている、手や顔などに皮疹が出て憂鬱である、夜痒くて寝られないなどさまざまな悩みを抱えて来院される人が増えています。中には瘙痒症・アトピー・乾癬・汗疹・
原因不明の難治性皮膚病などいろいろですが、はじめのう
ち少し痒みは残りますが、少しずつよくなっていきます。
長くかかって作った病気は、まず痒みや赤味などを治し、次に再発をしないよう少しずつ原因を治してゆくことが多いので時間がかかることになりますが、かなり効果のよい中成薬を早めに取り入れることで大分楽になっています。また、漢方薬をその人の体質にあわせて処方しても、体内にはまだ未知の体質が隠れていて個人差があるために、少しずつ処方の組み立てを変更することもあります。お互いにじっくりと取り組む覚悟で来てください。
       癌への取り組み
 いろいろな地域の先生方の紹介や口コミで来られたりする人が多くなりました。中には末期でも最後まで痛まず、外食に行けたり、むくみが取れたり、だるさがなく快適に過ごせて喜ばれています。
 もちろん、煎じ薬で長期間安定している人もいらっしゃれば、まったく転移していて半年と言われた人がエキス剤治療で、5年経っても検査で癌が引っかからずという例も最近でも1人あります。
       糖尿病への取り組み
 糖尿病は西洋薬でしかだめと思っている人が多いのですが、実は中医学漢方で煎じ薬で治療すると、倦怠感や糖尿が減り体調もよくなり、だんだん血糖が下がり血糖降下剤やインスリン量が減り、不要になっていきます。ただし適切な食養生をある程度守っていただければ、大体6~8ヶ月以内に正常な体に変わっていきます。