モチーフは、グリーンキウイフルーツです。
ゴールドはモチーフに向いていません。
なぜ?
理由はいろいろあるのです。
それを読み解くのも臨床美術士の仕事です。
さて、8月1日と3日は、キウイフルーツを色鉛筆で描きました。
このバフン紙が、毛に包まれているキウイの質感をうまく出してくれました。
個性的なキウイフルーツが完成しましたね。
印象的だったのは、
キウイフルーツは甘いゴールドの方を買うため、
グリーンは苦手だったという方の感想です。
酸っぱくて固い、そんな印象の絵に仕上がったとおっしゃっていました。
感じていることが絵に表現されるのですね。
酸っぱいと、酸っぱい色を選んでしまいますものね。
さて、盛岡での被災者支援事業「茶&アートを楽しむ会」は一旦終了です。
後は、釜石、大船渡会場での実施となります。
その他に、約1か月後の9月6日と13日に再度盛岡で開催することにしました。
臨床美術は定期的に行った方が効果が高いようです。
これにつきましては、チラシ等でのご案内は特に致しませんが、
被災者の他、臨床美術に興味のある方はご参加できます。
都合がよければ、ぜひお出で下さい。
次は、思いっきりぐるぐる描いていただきたいので、
ガーベラの観察画をする予定です。