クリニカルアートをすすめる会・岩手

クリニカルアートをすすめる会・岩手の活動を中心にお知らせします。

3月定例会

2019-03-16 21:08:54 | CAをすすめる会・いわて
毎月1回、定期開催している例会ですが、久しぶりの投稿となりました。

今年度最後の定例会では、アナログ日記を書きました。


いつもと違うのは、


小さな3種類の画用紙から1枚を選んで描いたことです。


選ぶという行動は、脳を刺激する大事な要素です。


描く前から、しかけを施していたというところでしょうか。


しかも、紙もケント紙とケント画用紙(小学校でよく使われる画用紙)の2種類です。


オイルパステルの描写も紙の質により異なってくるのがおもしろいところです。





この絵は、母親と一緒に参加された若い女性の日記です。


ご紹介いたしますね。


「今日の春の晴れやかな気分です。


母と車でXガマリをかけながら来ました。


未来への明るさをイメージしています。」




これは、私です。


私にしては珍しく、青系のパステルできっちりと塗りこみました。


ポコポコとした形の白い部分は、耳の中の繊毛をイメージしています。


昨日、不注意で玄関ドアに思いっきり左顔部をぶつけてしまいました。


おそらく、脳細胞のいくつかは壊れたのではないかと思うぐらいの


衝撃と痛さでした。



耳も聞こえにくくなったような気がします。



黒いうねうね線は、その時の気持ちを表現しました。」



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アナログ日記を描いた後、


みんなは説明を聞きながら、


印象に残ったことや素敵と感じたことを見つけ、


たくさん褒めます。


自分の気持ちを吐き出すと同時に、


みんなに褒めてもらい、


さらに、その時の気持ちを共有してもらえるので、


楽しい気持ちになります。


ほんとに短い時間の活動なのですが、


楽しい=幸せを感じるひと時となりました。