「いらかの波と、雲の波」
で始まる鯉のぼりの歌。
今日は、この歌を歌うことから始めました。
でも、鯉のぼりの歌というと
どなたも思い出すのは、
「屋根より高い鯉のぼり」
の歌でした。
では、なぜ、いらかの波を歌う必要があったのか。
それは、絵を描くためだったのです。
ここから描き始めるのか!
参加された誰もがそう感じたようでした。
どう描こうか、悪戦苦闘しながらも、
最後の出来栄えに満足。
1人1人作品の鑑賞した後、
1カ所に集めてみんなで眺めました。
たくさん並べると、迫力も楽しさも倍増していました。
以下は、参加された方の感想です。ご紹介します。
・波の形から鯉のぼりにしていく過程で、自分は遊び心が少ないなと感じながら描いていましたが、周りの皆さんのタッチを参考に、取り入れて描きました。形を考えながら切って貼って出来上がった作品を見て、途中、自分を見つめながら少し苦しい感じもありましたが、自己満足しています。偶然にできる線や形が思いのほか効果的に出来上がるものだと思いました。皆で鑑賞しあうのもいいものだと思いました。
・波つくり(イメージづくり)が難しかったが、思い切って縦波にしてみた。その後が大変だったが、最後に出来上がった時、波が生きていたので良かったと思った。お一人お一人の心の中の思いが一線一線に出ているようでとても感動しました。
・波を描く時の筆のタッチ、気持ちよかったです。塗って塗って、どんどん気持ちが高まって、楽しくなりました。次の段階で、それが鯉のぼりの形になるとなったら、どの部分を生かすか、色の重なった部分が暗くなりました。青と緑は乾いてきて濃い目玉を入れてから、また頭を使い、ウ~ム。悩んだり楽しんだりの繰り返しでした。最後にみんなの作品を見ての感想、これが大変良かったですね。道具を全部用意してくださってありがとうございました。筆はどんなのがよいか、今回2本使ってみて、勢いとか柔らかさとかを体験で来て良かったです。
・筆を手にするのが心配でしたが、描き始めるととても楽しく、時間がたつのがあっという間でした。その時その時の心のままに色を重ね、思いがけない色、線に出会え、とても普段味わえない時間を持つことができました。ありがとうございました。できあがった作品は、各自それぞれ違い、皆で楽しく鑑賞できました。
・普段、絵とは縁遠い自分にも作品を描ける楽しさが味わえて、充実した時間となりました。これからも機会があれば参加したいです。
・自由な感覚で、こうやったらどうなるのだろうと、楽しく考えながら作業をすすめることができました。他の方がたの作品の色遣い、タッチなどもとても面白く、「うわー!」という作品ばかりでした。久々に楽しんだという時間を過ごせました。