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エコール明大前

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梅の生徒へ「中間テスト」を前にして

2006-05-14 21:34:44 | 
 梅の生徒は、「将進酒」について授業中に説明した句法を必ず覚えて、どの箇所が出題されても、「返り点を入れる」「書き下し文にする」「口語訳」ができるようにな。
 そして、「枕草子」については、次の授業でやるから確認するとして、ただし敬語の確認と「聞く聞く」の口語訳の確認はしておこうぜ!準備を早くやっておけば、他の科目の勉強もスムーズにできるからな。塾で習ったことをしっかりいかそうぜ

梅の生徒よ!「史記」(法~)

2006-05-06 14:02:50 | 
 梅の生徒の「聞く聞く」!読み物として。こんな話3だ。

 はい、始まり始まり~

 沛公が諸県の長老や実力者を呼びだして言うには、「長老たちは秦国の厳しい法律に長い間苦しめられてきた。(秦国の政治を)誹謗する者は一族皆殺しにされ、(法について)集まって話す者は公開処刑にされた。私は諸侯と約束をした、最初に函谷関に入った者が(関の)王となると。私は当然、関中の王になるはずだ。長老たちと約束しよう。法律は3条だけだ。人を殺した者は死刑、人を傷つけた者及び盗みをした者は処罰する。その他の秦国の法律はすべて排除しよう。役人たちは皆、以前の通り安住して生活しなさい。そもそも私がここにやってきた理由は、長老のために害を取り除こうとしたためである。脅かそうというのではない。恐れることはない。また、私が軍を覇上に引き返した理由は、諸侯の到着を待って約束を定めるためなのだ。」と。
 そこで・・・・。


 さて、この後はどうなるのでしょうか?重要な構文も出てくるからちょっと読んでみてね

梅の生徒よ!「沙石集」8巻続き

2006-05-05 09:04:43 | 
 こんにちは(^o^)/
 今回は、先日ご要望のあった「沙石集」8巻続き(「聞く聞く」より)の続きをお伝えしよう!
 ※いろいろ相談した結果、「アドレスを塾生にしか教えていない」し、「GWで塾に質問に行けないんだから」今回は訳を作ってあげてもいいんじゃないかということになり、続きを記載することになりました。(でも、学校の宿題はしっかりやってね)

 では、始まり始まり~

 (続き)
 さて、殿のもとへいらっしゃって(お嫁に行って)後、二、三日は(姫君は)まったくものをおっしゃらない。これもあんまりだと(乳母が)思っていた頃に、殿と一緒にお食事をなさっていたところ、たいへんおいしい漬物があったのを、やはりもっと欲しいと思いなさったのだろうか、膝を立て、肩をすぼめ、羽を整えるようにして、首を伸ばし、声を作って、「漬物、食べたい。」と二声、鶯が鳴く声色でおっしゃった。乳母はあまりに情けなく驚きあきれたことだと思えて、二度と言わせまいと思って、「すぐに差し上げましょう。」と言ったが、(差し上げるのが)遅かったので、「きときときと(早く早く早く)。」と言った。まことに興ざめに殿も思いなさった。
 ※「きときときと」→「早く早く早く」の意味と鶯の鳴き声

 さてさて、みんなこの話のオチが分かったかな

 しっかり、がんばろうね

梅の生徒よ!「戦国策」(二国~)

2006-05-03 08:36:10 | 
 梅の生徒の「聞く聞く」!読み物として。こんな話2だ。

 楚が斉を伐とうとしていた。(その当時)魯は楚と親しくしていた。(そこで)斉王はこの事態を憂えていた。張丐が言うには、「私が魯を中立させるようにいたしましょう。」と。そこで(張丐は)斉の為に魯の君主にお会いした。
 魯君が言うには「斉王は恐れているのか。」と。(張丐が)言う、「私の知るところではありません。私は足下(ここでは魯君のこと)にお悔やみをするためにやってきたのです。」と。魯君は言う、「何を悔やむのか。」と。(張丐が)言うには「あなたの謀は間違っています。あなたは勝つ者に味方しないで、勝たない者に味方するのは、なぜでしょうか。」と。魯君が言うには、「あなたは斉と楚と、どちらが勝つと思うのか。」と。(張丐が)答えて言った、「霊魂ですら分かりません。」と。(魯君が言う)「それでは、あなたはどうして私に悔やみを言うのか。」と。

 
 さてさて、この後どんな展開を迎えるのでしょうか?しっかり読んでみてね

梅の生徒よ!「沙石集」8巻

2006-04-30 10:52:57 | 
 梅の生徒の「聞く聞く」!読み物として。こんな話!

 ある姫君が、(ある)殿のもとへ嫁入りなさるので、乳母が教えたことには、「上品で穏やかであることを、世間では姫君のようだと申します。何でもないつまらないことばかり、口やかましくおっしゃる癖がおありになることが、よくないと思われますので、(嫁入り後)殿が聞きなさるような時、ひどくものをおっしゃってはいけません。『あぁ、姫君(奥さま)よ、ものをおっしゃってくださいよ、聞きたい』などとお思いになる時に、ものをおっしゃいませ。春のウグイスが、垣根の竹に来て鳴くのを聞くように、珍しくて愛らしいご様子でありますように。」と教え申し上げると、「私は、乳母(あなた)より先に心得ていますよ。どうしてかしこぶって説教するのか。」とおっしゃるので、「(あなたに)お心得さえありますならば、それこそ安心だと思い申し上げます。」と(乳母は)言った。

 こんな話があったよね!この後、どうなってしまうのか~続きは私のところへおいで

梅の中間対策1

2006-04-29 11:06:06 | 
はい、注目!梅の生徒は、次のことを覚えているだろうか?

枕草子
1.成立・・・平安時代
2.筆者・・・清少納言
3.ジャンル・・・随筆
4.「をかし」の文学と評される
5.筆者「清少納言」は一条天皇の中宮「定子」にお仕えしていた。
※源氏物語の筆者「紫式部」が仕えていた「彰子」と間違わないように!

上記は基本!「枕草子」は随筆に属するのだが、随筆が出題されるとたいてい「三大随筆」が聞かれる。もう一つの記事でも書いたが、「三大随筆」を順番通り覚えよう。
三大随筆
1.枕草子
2.方丈記(筆者・・・鴨長明
3.徒然草(筆者・・・吉田兼好

 特に、「枕草子」は「徒然草」の影響を与えているというのは、しっかり覚えておこう。

そして、君たちも常識として「月の異名」は言えるよね?