
ギターの右手の動きと、左手の動き。
初心者の人に、どちらがより難しいかと教えるならば、自分ならピッキングする右手が難しいと教えます
指板を押弦する左手は案外どうでもいいというか(まあもちろん左手も重要なんですけど)、
けっきょく左手で押弦しても、右手で弾かなければ最終的に音は出ないわけで、
たとえば格ゲーでコマンド(左手)入れても、ボタン(右手)押さなければ技が出ないのと一緒で
なんか例えを出してるうちに全然違うような気がしてきましたけど、そういうものだと思います。
ギターを弾く以上は、右手のピッキングとミュートは永遠の課題ですね。
今回はちょっと長文になりますわよ
んで、ここからが本題で、右手はどういうフォームでピッキングするのがいいのか。
これなんですよ。昔はYouTubeとかなかったから、ギタリストがどういうふうに弾いてるなんてほとんどわからなかった。今だと、ネットでいろんなギタリストのビデオが見られる。
なので、初心者の人はビデオを見まくって参考にしてほしい。と思う
ギター歴何十年の俺も、ピッキングフォームについて色々考えるようになったのは本当につい数年のことで、著名なロックギタリストの演奏を色々見ているうちに、ようやくピッキングについて理解するようになってきた、という感じです。

ということで、これ。
おそらくこんな持ち方をする人は少数派だと思いますが、親指-人差指-中指の3本でピックを持つのが
今の俺のメインの持ち方です
これはスティーヴ・モーズが教則ビデオの中でやっていた持ち方で、
「自分自身も普通のピッキング(親指-人差指でピックを持つ)でやっていた時もあったけど、
弦移動を伴う動き(スキッピング?)に対応できなかったので、こういうスタイルになった」
と説明しています。
スキッピングしやすいかどうかはともかくとして、このフォームの強みは
①3本指で持つことによって長時間安定して弾けること、そして
②人差指に中指が加わることによって、UPの力が強くなること
特に後者の、UPの力が弱いことに自分は昔から悩んでいて、
それに対する解決策のひとつが、このフォームだといえます
そもそもオルタネイトピッキングはDOWNとUPを同じ力で、同じ音量で揃えなければきれいに聞こえない
DOWN方向については重力に従って、ただ振り下ろせばいいから、さほど苦労はしないと思うけど
UP方向はそれなりに意識しないと上手くならない
そしてロックギターに関しては、アップストロークこそが重要だと思っています。
(単音フレーズというよりは、主にリズムの面において…という意味かな)
まあとにかく、UPピッキングに関しては集中的に練習してください
これは自分にも言い聞かせる意味で
あと③ライトハンドで右指を出しやすいというメリットもあります
ヴァン・ヘイレンは親指-中指でピックを持つスタイルだったと思います
エディはかなり頻繁にタッピングハーモニクスを使うので、こういうスタイルなんでしょうかね

これは、ここ数年の3本指フォームに限界が出てきたので、また2本指に戻ったパターン。
もうちょっと詳しく説明すると、人差指の第1関節にピックの端をめり込ませて固定するイメージで、
実際に弾くときは右手は握りこむ感じです
最初の3本指フォームの時は、手は開いています
右手のフォームで手を開くか・握るかは、これも人によって分かれるところです
例えば超高速ピッキングのとき手を開いている人…エディのハミングバードピッキングや、マイケル・アンジェロも、フルピッキングするときはハミングバードっぽいフォームになります
で、俺がこのフォームを使う理由は①低音弦のフルピッキング時のパワーが足りないからと、
②弦移動スキッピングを安定させるため。
やっぱりですね、いくら3本指で持とうといきなりペトルーシやモーズ並みの低音弦フルピッキングをやろうとしても、パワーが足りない。

画像は近年のモーズですが、若い時に比べてフルピッキングするときは思いっきり手をブンブンさせて弾いています
この人もおじいさんになってしまったので腕力がなくなってしまったのもあると思いますが、これがモーズの行きついた究極のピッキングであるともいえます(正直あまり見栄えはよくないが…)
つまりこんなふうにピッキングすなわちパワーなわけで、どっちみち力は必要なわけです
指先だけの少ない力で弾くのも、方法論のひとつではあるんですけどね
そして②番の、スキッピングに対応するための2本指スタイル…モーズとは真逆の考えですが。
握りこむことによって手とピックが一体化して、より上下に動きやすくなる感覚があります
だからといって3本指スタイルが死んだわけじゃなくて、3本指持ちは持久性や指の自由度といった、前述のようなメリットが依然としてあるわけなんですよね
つまり3本指で持ったり、2本指で持ったりというのが今の自分のスタイルであり…、そんな変な事してる奴いねーよと思う人もいるかもしれませんが、これもギター弾いてるビデオをよく見てほしいのですが、弾いているうちにピックは右手の中でずれていくので、ギタリストはフレーズの合間にピックを持ち直している瞬間があるんですよ
そういうところにも注目して取り入れてほしいですね
ということで今回は以上です
初心者の人に、どちらがより難しいかと教えるならば、自分ならピッキングする右手が難しいと教えます
指板を押弦する左手は案外どうでもいいというか(まあもちろん左手も重要なんですけど)、
けっきょく左手で押弦しても、右手で弾かなければ最終的に音は出ないわけで、
たとえば格ゲーでコマンド(左手)入れても、ボタン(右手)押さなければ技が出ないのと一緒で
なんか例えを出してるうちに全然違うような気がしてきましたけど、そういうものだと思います。
ギターを弾く以上は、右手のピッキングとミュートは永遠の課題ですね。
今回はちょっと長文になりますわよ
んで、ここからが本題で、右手はどういうフォームでピッキングするのがいいのか。
これなんですよ。昔はYouTubeとかなかったから、ギタリストがどういうふうに弾いてるなんてほとんどわからなかった。今だと、ネットでいろんなギタリストのビデオが見られる。
なので、初心者の人はビデオを見まくって参考にしてほしい。と思う
ギター歴何十年の俺も、ピッキングフォームについて色々考えるようになったのは本当につい数年のことで、著名なロックギタリストの演奏を色々見ているうちに、ようやくピッキングについて理解するようになってきた、という感じです。

ということで、これ。
おそらくこんな持ち方をする人は少数派だと思いますが、親指-人差指-中指の3本でピックを持つのが
今の俺のメインの持ち方です
これはスティーヴ・モーズが教則ビデオの中でやっていた持ち方で、
「自分自身も普通のピッキング(親指-人差指でピックを持つ)でやっていた時もあったけど、
弦移動を伴う動き(スキッピング?)に対応できなかったので、こういうスタイルになった」
と説明しています。
スキッピングしやすいかどうかはともかくとして、このフォームの強みは
①3本指で持つことによって長時間安定して弾けること、そして
②人差指に中指が加わることによって、UPの力が強くなること
特に後者の、UPの力が弱いことに自分は昔から悩んでいて、
それに対する解決策のひとつが、このフォームだといえます
そもそもオルタネイトピッキングはDOWNとUPを同じ力で、同じ音量で揃えなければきれいに聞こえない
DOWN方向については重力に従って、ただ振り下ろせばいいから、さほど苦労はしないと思うけど
UP方向はそれなりに意識しないと上手くならない
そしてロックギターに関しては、アップストロークこそが重要だと思っています。
(単音フレーズというよりは、主にリズムの面において…という意味かな)
まあとにかく、UPピッキングに関しては集中的に練習してください
これは自分にも言い聞かせる意味で
あと③ライトハンドで右指を出しやすいというメリットもあります
ヴァン・ヘイレンは親指-中指でピックを持つスタイルだったと思います
エディはかなり頻繁にタッピングハーモニクスを使うので、こういうスタイルなんでしょうかね

これは、ここ数年の3本指フォームに限界が出てきたので、また2本指に戻ったパターン。
もうちょっと詳しく説明すると、人差指の第1関節にピックの端をめり込ませて固定するイメージで、
実際に弾くときは右手は握りこむ感じです
最初の3本指フォームの時は、手は開いています
右手のフォームで手を開くか・握るかは、これも人によって分かれるところです
例えば超高速ピッキングのとき手を開いている人…エディのハミングバードピッキングや、マイケル・アンジェロも、フルピッキングするときはハミングバードっぽいフォームになります
で、俺がこのフォームを使う理由は①低音弦のフルピッキング時のパワーが足りないからと、
②弦移動スキッピングを安定させるため。
やっぱりですね、いくら3本指で持とうといきなりペトルーシやモーズ並みの低音弦フルピッキングをやろうとしても、パワーが足りない。

画像は近年のモーズですが、若い時に比べてフルピッキングするときは思いっきり手をブンブンさせて弾いています
この人もおじいさんになってしまったので腕力がなくなってしまったのもあると思いますが、これがモーズの行きついた究極のピッキングであるともいえます(正直あまり見栄えはよくないが…)
つまりこんなふうにピッキングすなわちパワーなわけで、どっちみち力は必要なわけです
指先だけの少ない力で弾くのも、方法論のひとつではあるんですけどね
そして②番の、スキッピングに対応するための2本指スタイル…モーズとは真逆の考えですが。
握りこむことによって手とピックが一体化して、より上下に動きやすくなる感覚があります
だからといって3本指スタイルが死んだわけじゃなくて、3本指持ちは持久性や指の自由度といった、前述のようなメリットが依然としてあるわけなんですよね
つまり3本指で持ったり、2本指で持ったりというのが今の自分のスタイルであり…、そんな変な事してる奴いねーよと思う人もいるかもしれませんが、これもギター弾いてるビデオをよく見てほしいのですが、弾いているうちにピックは右手の中でずれていくので、ギタリストはフレーズの合間にピックを持ち直している瞬間があるんですよ
そういうところにも注目して取り入れてほしいですね
ということで今回は以上です