先日いただいたお手紙について引き続き回答させていただきます。ご質問の第2は公民館と市役所をつなぐ廊下の建設と東御清翔高校を通る道路についてです。整備計画の必要性を分かりやすく説明してほしいと言うものでした。
この点について今回市民説明会用に作成した「舞台が丘公共施設整備事業説明資料」では以下のように述べています。
さらに3・11東日本大震災や長野県北部地震を教訓として、市の中枢機関が集中している舞台が丘地区のさらなる防災機能の拡充・強化を図ることを目的として、各施設の耐震改修を行うとともに、災害対策本部となる市役所や東御清翔高校を含め広域避難場所となる各施設の連携を強化し、舞台が丘地区全体を一体的な災害時の拠点とするため、新たに市道県・東深井線の延伸計画を進めることとしました。
この道路計画により、大規模災害等が発生した際の緊急車両の迅速な対応や緊急避難場所としての機能を持つ施設への市民の安全な避難経路の確保はもちろんのこと、平時における各施設利用者の駐車場の確保や市役所敷地内の通過交通車両に対する課題が解決され、施設利用者の安全の確保が一層図られることになります。
すなわち県(あがた)・東深井線の新設することにより以下の効果が期待できるとしています。
▼ 第1に災害の際の緊急車両に対応できる。
▼ 第2に東御清翔高校も含めた避難場所への避難経路を確保できる。
▼ 第3に道路に併設して駐車場を設けるため駐車場を拡充できる。
▼ 第4に道路の新設により中央公民館の前を通り抜けている車両を削減できる。
一方、こうした説明に対して私は次のように考えています。
第1に、防災の拠点を市役所だけに限定する必要があるのかということです。市にはヘリポートとして利用できる芝公園、緊急時の車両基地として活用できるグラウンド、避難施設として利用が見込まれる体育館などもがあります。こうした施設はインターチェンジにも近くサンラインやグリーンパーク道路にも接しています。対策本部は市役所に置くとしても緊急車両や現地対策本部はこちらの方が使い勝手がいいのではないでしょうか。
第2に、市は避難場所としての東御清翔高校への避難経路が確保できると述べていますが、当市には体育館や武道館、市内の小中学校など避難場所として活用できる市の施設があります。いよいよの場合には県立高校にもお願いするかもしれませんが、その場合を想定して今のうちに道路まで造っておくというのは甚だ疑問です。
第3に、駐車場は本当に足りないのかという問題です。現在舞台が丘周辺の駐車場は市役所本庁舎前に78台、図書館前に43台、中央公民館前に58台、舞台が丘会館裏に48台、合計227台のキャパシティがあります。上田市や小諸市も含め近隣の市町村でこれだけの駐車場を確保しているところは少ないのではないでしょうか。
そこにさらに今回新設道路に併設してさらに90台(計画では120台となっていますが道路によりつぶれる駐車場が30台あります)造る計画です。合計で317台となります。はたしてこれだけの駐車場が必要なのでしょうか。
一昨年の秋、中央公民館に400人もの人々が集まる催し物がありました。私は少し遅れて行ったのですが舞台が丘会館の裏の駐車場に車を停めることができました。中央公民館前の駐車場がいっぱいでも本庁舎前の駐車場が空いていることがよくあります。
私は駐車場問題はキャパシティではなく使い勝手の悪さだと思います。中央公民館に来られた市民の皆さんはそこがいっぱいであれば停められないと思います。市役所の職員の方ならいざしらず本庁舎前の駐車場のことまでは念頭にありません。
私は現在のように本庁舎と中央公民館とそれぞれ別々に駐車場を設置してあるやり方が問題だと思います。今回の事業で、二つの駐車場をつなげて広く利用できる共通の駐車場にしたらどうでしょうか。今回下水道庁舎は撤去する計画ですので、ここも駐車場にして、本庁舎前と中央公民館前の駐車場を東西に広げればわざわざ道路を造らなくても駐車場不足は解消すると思うのですがいかがでしょうか。
本当に必要欠くべからざるものであれば、多少費用がかかってもやらなければなりません。しかしそれは知恵をはたらかせ、いまあるものでなんとなできないか試行錯誤したのちのことです。そして私たち市民も多少の不便は我慢するという姿勢も必要です。すべては市民の大切な税金なのですから。
この点について今回市民説明会用に作成した「舞台が丘公共施設整備事業説明資料」では以下のように述べています。
さらに3・11東日本大震災や長野県北部地震を教訓として、市の中枢機関が集中している舞台が丘地区のさらなる防災機能の拡充・強化を図ることを目的として、各施設の耐震改修を行うとともに、災害対策本部となる市役所や東御清翔高校を含め広域避難場所となる各施設の連携を強化し、舞台が丘地区全体を一体的な災害時の拠点とするため、新たに市道県・東深井線の延伸計画を進めることとしました。
この道路計画により、大規模災害等が発生した際の緊急車両の迅速な対応や緊急避難場所としての機能を持つ施設への市民の安全な避難経路の確保はもちろんのこと、平時における各施設利用者の駐車場の確保や市役所敷地内の通過交通車両に対する課題が解決され、施設利用者の安全の確保が一層図られることになります。
すなわち県(あがた)・東深井線の新設することにより以下の効果が期待できるとしています。
▼ 第1に災害の際の緊急車両に対応できる。
▼ 第2に東御清翔高校も含めた避難場所への避難経路を確保できる。
▼ 第3に道路に併設して駐車場を設けるため駐車場を拡充できる。
▼ 第4に道路の新設により中央公民館の前を通り抜けている車両を削減できる。
一方、こうした説明に対して私は次のように考えています。
第1に、防災の拠点を市役所だけに限定する必要があるのかということです。市にはヘリポートとして利用できる芝公園、緊急時の車両基地として活用できるグラウンド、避難施設として利用が見込まれる体育館などもがあります。こうした施設はインターチェンジにも近くサンラインやグリーンパーク道路にも接しています。対策本部は市役所に置くとしても緊急車両や現地対策本部はこちらの方が使い勝手がいいのではないでしょうか。
第2に、市は避難場所としての東御清翔高校への避難経路が確保できると述べていますが、当市には体育館や武道館、市内の小中学校など避難場所として活用できる市の施設があります。いよいよの場合には県立高校にもお願いするかもしれませんが、その場合を想定して今のうちに道路まで造っておくというのは甚だ疑問です。
第3に、駐車場は本当に足りないのかという問題です。現在舞台が丘周辺の駐車場は市役所本庁舎前に78台、図書館前に43台、中央公民館前に58台、舞台が丘会館裏に48台、合計227台のキャパシティがあります。上田市や小諸市も含め近隣の市町村でこれだけの駐車場を確保しているところは少ないのではないでしょうか。
そこにさらに今回新設道路に併設してさらに90台(計画では120台となっていますが道路によりつぶれる駐車場が30台あります)造る計画です。合計で317台となります。はたしてこれだけの駐車場が必要なのでしょうか。
一昨年の秋、中央公民館に400人もの人々が集まる催し物がありました。私は少し遅れて行ったのですが舞台が丘会館の裏の駐車場に車を停めることができました。中央公民館前の駐車場がいっぱいでも本庁舎前の駐車場が空いていることがよくあります。
私は駐車場問題はキャパシティではなく使い勝手の悪さだと思います。中央公民館に来られた市民の皆さんはそこがいっぱいであれば停められないと思います。市役所の職員の方ならいざしらず本庁舎前の駐車場のことまでは念頭にありません。
私は現在のように本庁舎と中央公民館とそれぞれ別々に駐車場を設置してあるやり方が問題だと思います。今回の事業で、二つの駐車場をつなげて広く利用できる共通の駐車場にしたらどうでしょうか。今回下水道庁舎は撤去する計画ですので、ここも駐車場にして、本庁舎前と中央公民館前の駐車場を東西に広げればわざわざ道路を造らなくても駐車場不足は解消すると思うのですがいかがでしょうか。
本当に必要欠くべからざるものであれば、多少費用がかかってもやらなければなりません。しかしそれは知恵をはたらかせ、いまあるものでなんとなできないか試行錯誤したのちのことです。そして私たち市民も多少の不便は我慢するという姿勢も必要です。すべては市民の大切な税金なのですから。