今日も蒸し暑い、あまり雨が降らない今年の梅雨です。
今年は気候のせいか、体調管理が難しくなっているのか、先日来書いておりますが、帯状疱疹の患者さんが多いのが印象的です。掛かりつけの患者さんの皮膚疾患は診られる範囲で診療しております。今年は、帯状疱疹の方が多い印象です。大人の間では感染する疾患ではありませんが、(水疱瘡に罹っていないと、水疱瘡を発症します)予防接種などを接種していないお子さんなどには帯状疱疹からの浸出液が直接・間接的にもつかないように配慮ください。帯状疱疹が疑われたら、初期では紅い膨疹ができ掻痒感とひりひり感など、神経の痛みのような症状を呈します。その後水疱が現れます。発症早期に抗ウィルス薬の投与が効果的です。
現状での予防は、水疱瘡の抗体価を高くすることも有効です。また、昨年から、水痘ワクチンが、50歳以上の帯状疱疹予防の適応追加されました。個人的には接種を勧めます。完全には防御は難しそうですが、症状を軽く、帯状疱疹後神経痛を軽減できるとされております。現状では免疫異常や、免疫抑制を生ずる治療を受けている方には接種できません。将来的には、国産で不活化ワクチンの開発も進んでいるようです。
明日から、今年も後半に、7月は通常診療の予定です。
明日土曜日は、午前午後ともに通常診療です。午後は18:15まで受け付けております。
新みどり・新わたらせ健診・特定健診は、随時行っております。
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