ダイアードとコンプレックス・ハーモニー｜補色色相配色

お盆休み２日目
帰省した息子も水泳の大会で１週間ほどずっと家に帰らないまま、名古屋に帰ってきたので・・・二人でのんびりしてます

お墓参りといえば、父の故郷が郡上八幡なので、７月末に一緒に行ってきました
名古屋生まれ名古屋育ちの私は、子供のころ夏休みに川で泳いだり、鍾乳洞へいったり、盆踊りをした郡上八幡を故郷のように思っているので、今でもできれば毎年行きたい場所

「郡上おどり」も有名になり、町も活気があり、行けばいつも良い刺激があります
今年は『郡上踊り下駄』のパンフレットが目に入ったので、色の分析をご紹介



配色のポイントはダイアードでスッキリ
イエローとインディゴやオレンジとブルーの組み合わせなど、色相環の反対にある色同士の補色配色で、配色分量も絶妙に構成されています
郡上本染が藍色なので、きっとそこから郡上ならではの鼻緒の色が決まり、他のシルクスクリーンの配色も藍とのコーディネイトでダイアードになってるんだろうなぁ
そして、今回私がさらに心惹かれたのは、背景の和のガラス引き戸
ガラスと木が、ダイアードでコンプレックス配色ということに改めて感動しました

日本古来の和の配色は美しい～



徹夜踊りは、8/13～8/17まで４夜続きますよ



□ダイアード
補色関係にある2色（色相差が180度）を組み合わせる配色手法。
□コンプレックス・ハーモニー
自然界でよく見慣れている色（ナチュラル・シーケンス）とは逆に、黄み寄りの色を暗く、青紫よりの色を明るくする配色方法。 「コンプレックス」は、複雑なという意味。見なれないは配色なのでインパクトがあり、企業のロゴなどにもおすすめです！