高校3年 8月が終わる。
息子は、青春18切符 何回使ったのか⁉️ってくらい
しょっちゅう遠くに出かけて行った。
楽しい夏も もう終わり。
学部は、相変わらず決まらない。
息子の中では決まっているのかも知れないが
母さんには、まだ最終的な自分の意見を話さない。
砂時計は、少しづつ、でも確実に時を刻む。
関西の支店に転勤して行った銀行の法人担当者の後任が会社に挨拶に来た。
キラッキラの23歳女子❤️
もう、本当にカワイイ💖
宮崎あおいに似ている。
最近、若い女子を見ると「息子の嫁」を見るような気持ちになる。
息子は金融機関にも興味があり、せっかくなので色々聞いてみた。
👩「そうですネ、私の場合は、3ヶ月位で内定が出ました。
ハッキリとは覚えてないのですが、全部で5回、面接がありました。
銀行が第一希望だったので、決まって嬉しかったです。
今後の目標ですか?大手企業さんの担当になる事です!残業はありますが、45時間以上は出来ないんです。それ以上かかる時は上司に仕事を渡します。でも自分でやりたいんです。土日は休めますし、早く仕事を覚えられるように頑張ります✨」
大学までずっと北国。
透明感ハンパないのは、北国育ちだからか💐
地元の支店を希望していたが、何故か都内になった。
東京の生活にもやっと慣れてきたらしい。
寮は色々なタイプがあり、完全個室タイプでプライバシーが守られながら、きちんと管理人さんがいる女子寮に住んでいるという。
福利厚生はしっかりしていると感じた。
息子の事を話すと
「営業だけじゃなく、例えば市場調査する部署などもありますよ。製造業の動きをずっと追って、レポートを書いたりしています。確かに営業職が数としては1番多いですけど、そういう希望を出し続けると、いつか通るかも」と励ましてくれた 笑😆
新人さんらしい真面目さとひたむきさが眩しい✨✨
SDGsについても、関連した金融商品があるらしく、アツく語ってくれた。
頑張ってネェェ、いつでもお茶飲みにおいで!!応援しているからね⭐️と言ってお別れした。
こんな素敵なお嬢さんが、息子の嫁に来てくれないかなぁ🙋
そう思いながら、ふと心配になった。
こちらの銀行さんは、気がつけば静かに支店統合が始まり、法人営業部ごと2駅先に引越しして行った。
今まであった銀行支店の目の前の駐車場も契約を解除したらしい。法人営業の担当者さん自身が、うちに来るのに駐車場を探して、大変だと言っていた。
リモートワークが自由にできるようになった、と言うが、銀行員がリモートワーク?
それって、結構スゴイ事じゃないかと思う。
あの、pcもなかなか使えなかった時代に比べたら、随分変わったなぁ。
業務改善が進んでいるということは。。
1万人規模の人員削減をするという話を聞いたのは5年以上前だったが着実に実行しているということか。
利鞘(りざや)では食べていけないから、今、彼らが私達企業に勧めてくるのは、DXや人事関係の給与体系の見直し、所謂コンサルティング業務だ。
先月言われたのは
「宝くじ買いませんか」だ。
個人ではない、企業に対して、である。たまたまキャンペーンだったのだろうが、ちょっと驚いた🫨
息子の就職活動を3年後に控えた親としては、
とても注意深く見ていかなければならない。
金融機関の今後の動向。
例えば、今まで窓口にいたような人員は、将来的に人数がぐんと減るのではないか。
通帳を記帳しましょう、印鑑が違いますね、住所変更の手続きですね、こういった類の仕事はお金を生まない。
本当にお金を生むビジネスに集中的にリソースを使い
他の事務的作業はコールセンターやチャットで対応する形になるのではないか。
とすれば、金融機関に採用されるためには
、今後、更に金融の知識とスキルが必要になるのか。
もしくは、ITの知識がないと採用されない なんて事にもなり得るのか?
AIだけじゃない。
半導体のTSMCの熊本工場開設が日本にもたらす影響は?
機械エンジンの限界によるTOYOTAの衰退はあり得る?
スターリンクの台頭でNTTやソフトバンクはどうなる?
今まで安定していた企業が、あっという間に先行不透明になるかも知れない。
インフラも、マスコミや広告関係も、どこまでもつのか?
どうやって生き残る?
これからは、未知の世界に突入する。
今までの当たり前の認識が、これからは通用しなくなってくる。
今まで必要とされていた資格は、この先いつまで同等の効力を持つのだろう?
真剣に考えて、今準備を始めても、無駄になるのならば、もう、時代の流れに任せる方が良いのか?
そんな事を言えば、息子がたちまち勉強しなくなるのは、目に見えている💦
だから、敢えてそういう情報は息子には言わないが🙊
息子も息子なりに、業界のことを調べるだろうから、いずれわかることなのだろうが。。
結局のところ、親が、どんなに情報を入手して息子に伝え、将来に備えたとしても
最後に歩みを進めるのは、息子自身。
先が不透明な今、親は無力だと知る 8月最後の雨の夜。