もしも3人目を産むことがあっても、セガレ・クンクンを産んだ病院で産むことはないと思います。
料金面を考えてとか自宅からの距離とかではないです。
2人もお世話になったブー先生にお世話になりたいですが
たった一つ、不満があるからです。
今はもうなんともないけど、妊婦になったら、情緒不安定になったら…と考えると避けると思うし避けるべきだと思うからです。
セガレを帝王切開で出産した私にとってクンクンを普通分娩することにはリスクがありました。
でも色々思うところもあり、考えもあり、ブー先生の説明を聞いた上で普通分娩を選択しました。(VBACといいます)
ブー先生も承諾しました。そこにいた看護師さんも励ましてくれました。
そしてVBACの同意書を提出しました。
普段、健診の時は先生の診察や内診前に助産師(または看護師)さんと技師さん(たぶん臨床検査技師?)がいる腹部エコーする部屋に入り、エコーや体重・腹囲測定などを行いました。
助産師さんからはそこでよく「体重増加注意!」と言われました。
そして技師さんがエコーで赤ちゃんの推定体重などを出してくれたり、顔を見せようとがんばってくれたりしました。
同意書を出した直後の健診の時、技師さんが
「普通分娩するの?」と聞いてきました。
その言い方があまり好意的じゃない言い方に思えたので「はぁ…。」とだけ答えました。
この時の助産師さんはそのことについて特に何も言わず、他の話をしました。
翌週の健診の時は別の助産師さんといつもの技師さんがいました。
カルテにはさまれたVBACの同意書を二人とも見てることに気づきました。
その日は先生のエコー診察が先にありました。
先生の診察の後、いつものように赤ちゃんの大きさ測りますね、と言われました。
赤ちゃんの頭の大きさや太ももの長さなどから推定体重を出したりしてるようで、
技師さんはいつも簡単にエコーを扱っているのですが、なかなか難しい作業のようです。
何度か助産師さんが練習を兼ねてやってみて、後ろで技師さんが指導していることがあったのですがその日もそうでした。
助産師さんは必死にモニターを見ながら
「ニコスケさん…一度…帝王切開するとね…子宮の…」
と操作に必死すぎて助産師さんは私にスムーズに話せません。
「子宮の壁が薄くなって、子宮破裂する可能性が高くなるって…」
「・・・。」
「知ってる…?」
「・・・。」
「あれ?ここ、これくらいでいい?」←技師さんに話しかける
「あ…それで、破裂したら赤ちゃんだけじゃなくてお母さんも危ないのね。」
「・・・。」
「ん・・と。ニコスケさん、そんなに産む痛み味わいたい?」
「えっ?!」
「陣痛味わってみたい?」
「そういうわけじゃないんですけど…。」
「でも普通分娩するのよね。」
「はぁ…。」
「一度ね、帝王切開…したら…アレ?ここ、おかしくなったかな?」←いきなり技師さんへ話しかけ
「・・・。」
「え、、っと。そんなに下から産みたい?」
「そういうわけじゃないですけど…もし3人メ…」
「帝王切開でも3人までは産めるのよ、大丈夫よ。」
「いや、そういうんじゃなくて…。」
そこへ技師さんも参入してきて
「うん、気持ちはわかるけど、やっぱりリスクは高くなるからね…。」
なんの気持ち?人が話そうとしてること遮って聞いてくれてないのになんの気持ちがわかるん?
いつ私が「陣痛味わいたい」って言った?
ちょうどエコーも終わり、お腹のジェルを拭いてくれたので服を整え、帰る準備をしました。
そのときもまだ二人は危険性の話をしています。
「はぁ…。」と何度か相槌をうってカバンを持ったときに技師さんが
「お産で人が死ぬって考えたことないんでしょ?」
えっ?!それ来週・再来週にでも出産する人に言う言葉??
「考え直した方がいいと思うな。」
という言葉を最後に聞いて部屋を出ました。
もう臨月に入ってました。
妊娠後期が一番しんどかった私なりにセガレの時よりたくさん動いて歩いてました。
子宮口も柔らかくならず、このまま陣痛がこないようなら来週の健診の時は帝王切開の話があるだろう、と思ってました。
どっちにしても来週か再来週には赤ちゃんに会えるんや、と思って楽しみにしてました。
私のため、赤ちゃんのため、とはいえこの時点でこんなことを言われるのがこのときの私はショックでした。
じゃあなんで先生はOKしたん?とも。
セガレの時、医療従事者ならたいしたことなかったのかもしれないし、よくあることだったのかもしれないけど
心音が不安定で入院したり帝王切開したことがどれだけ怖かったか。
無事に生まれてほしい、とだけ願ったのに、今回だってそう願ってるのに
「お産で人が死ぬなんて考えてないでしょ」ってモニター見ながら言われたことがショックでショックで仕方なかったです。
そしてそんな大事で命に関わる、大事な話だって言いながら、私の顔も目も見ず、エコーのモニターを見ながら話す?
セガレの時からどのスタッフも丁寧で優しく接してくれていました。
先生や助産師さんの中には厳しいことを言う人もいたけど、傷つける言葉ではありませんでした。
言われた言葉もショックだったけど、その態度にも疑問を感じました。
セガレを母のところに預けていたので迎えに行き、昼食をよばれ、しばらくして家に帰りました。
それからダンナが夜勤のため出勤しました。
でも母にもダンナにも今日の診察の時に言われた話はしませんでした。
ショックすぎたこと、話したら泣くし泣いたら心配するだろうから。
それと正直言って話してもわかってもらえないと思ったからです。
今から帝王切開でお産だけでも受けてくれるとこ、あるんかな?とまで思いました。
夕方、トイレに行った時泣いてしまいました。
この頃はあまりセガレは私のトイレについてきたりする時期じゃなかったのですが
たまたまバンッと開けて入ってきました。
しまった、という顔でもするんか?と思いましたがいつもどおりニヤニヤしてました。←デキない奴
悶々とした気持ちのまま過ごし、結局この日のちょうど1週間後にクンクンは生まれました。
1週間後の健診で少なくとも技師さんとは顔を合わせるのでイヤだな、と思っていたのでクンクンは生まれる前から親孝行をしてくれました。
産後、ナースステーションであの時の助産師さんを見かけました。
授乳室で円座クッションを使っていなかったら「あるよ。」と声をかけられました。
いつもなら愛想よく応えるのですが、できませんでした。
勝手に外来の助産師さんだと思っていたのに病棟で見かけた時、イヤな思いがよみがえってきたと同時に
クンクンを取り出してくれた、担当してくれた助産師さんがこの人じゃなくて本当によかった、と心の底から思いました。
もう今はそこまで思っていないけど、思っていないからこそ、
産前産後ってやっぱり情緒不安定になるんだなぁ、と実感してます。
なので妊婦の時にあの人たちに会うとこのときのことを思い出してイヤな思いをしてしまいそうで
あぁ…3人目があったとしてもこの病院はないな、と思っています。
少し、つづく。(少しってなんやって??)
料金面を考えてとか自宅からの距離とかではないです。
2人もお世話になったブー先生にお世話になりたいですが
たった一つ、不満があるからです。
今はもうなんともないけど、妊婦になったら、情緒不安定になったら…と考えると避けると思うし避けるべきだと思うからです。
セガレを帝王切開で出産した私にとってクンクンを普通分娩することにはリスクがありました。
でも色々思うところもあり、考えもあり、ブー先生の説明を聞いた上で普通分娩を選択しました。(VBACといいます)
ブー先生も承諾しました。そこにいた看護師さんも励ましてくれました。
そしてVBACの同意書を提出しました。
普段、健診の時は先生の診察や内診前に助産師(または看護師)さんと技師さん(たぶん臨床検査技師?)がいる腹部エコーする部屋に入り、エコーや体重・腹囲測定などを行いました。
助産師さんからはそこでよく「体重増加注意!」と言われました。
そして技師さんがエコーで赤ちゃんの推定体重などを出してくれたり、顔を見せようとがんばってくれたりしました。
同意書を出した直後の健診の時、技師さんが
「普通分娩するの?」と聞いてきました。
その言い方があまり好意的じゃない言い方に思えたので「はぁ…。」とだけ答えました。
この時の助産師さんはそのことについて特に何も言わず、他の話をしました。
翌週の健診の時は別の助産師さんといつもの技師さんがいました。
カルテにはさまれたVBACの同意書を二人とも見てることに気づきました。
その日は先生のエコー診察が先にありました。
先生の診察の後、いつものように赤ちゃんの大きさ測りますね、と言われました。
赤ちゃんの頭の大きさや太ももの長さなどから推定体重を出したりしてるようで、
技師さんはいつも簡単にエコーを扱っているのですが、なかなか難しい作業のようです。
何度か助産師さんが練習を兼ねてやってみて、後ろで技師さんが指導していることがあったのですがその日もそうでした。
助産師さんは必死にモニターを見ながら
「ニコスケさん…一度…帝王切開するとね…子宮の…」
と操作に必死すぎて助産師さんは私にスムーズに話せません。
「子宮の壁が薄くなって、子宮破裂する可能性が高くなるって…」
「・・・。」
「知ってる…?」
「・・・。」
「あれ?ここ、これくらいでいい?」←技師さんに話しかける
「あ…それで、破裂したら赤ちゃんだけじゃなくてお母さんも危ないのね。」
「・・・。」
「ん・・と。ニコスケさん、そんなに産む痛み味わいたい?」
「えっ?!」
「陣痛味わってみたい?」
「そういうわけじゃないんですけど…。」
「でも普通分娩するのよね。」
「はぁ…。」
「一度ね、帝王切開…したら…アレ?ここ、おかしくなったかな?」←いきなり技師さんへ話しかけ
「・・・。」
「え、、っと。そんなに下から産みたい?」
「そういうわけじゃないですけど…もし3人メ…」
「帝王切開でも3人までは産めるのよ、大丈夫よ。」
「いや、そういうんじゃなくて…。」
そこへ技師さんも参入してきて
「うん、気持ちはわかるけど、やっぱりリスクは高くなるからね…。」
なんの気持ち?人が話そうとしてること遮って聞いてくれてないのになんの気持ちがわかるん?
いつ私が「陣痛味わいたい」って言った?
ちょうどエコーも終わり、お腹のジェルを拭いてくれたので服を整え、帰る準備をしました。
そのときもまだ二人は危険性の話をしています。
「はぁ…。」と何度か相槌をうってカバンを持ったときに技師さんが
「お産で人が死ぬって考えたことないんでしょ?」
えっ?!それ来週・再来週にでも出産する人に言う言葉??
「考え直した方がいいと思うな。」
という言葉を最後に聞いて部屋を出ました。
もう臨月に入ってました。
妊娠後期が一番しんどかった私なりにセガレの時よりたくさん動いて歩いてました。
子宮口も柔らかくならず、このまま陣痛がこないようなら来週の健診の時は帝王切開の話があるだろう、と思ってました。
どっちにしても来週か再来週には赤ちゃんに会えるんや、と思って楽しみにしてました。
私のため、赤ちゃんのため、とはいえこの時点でこんなことを言われるのがこのときの私はショックでした。
じゃあなんで先生はOKしたん?とも。
セガレの時、医療従事者ならたいしたことなかったのかもしれないし、よくあることだったのかもしれないけど
心音が不安定で入院したり帝王切開したことがどれだけ怖かったか。
無事に生まれてほしい、とだけ願ったのに、今回だってそう願ってるのに
「お産で人が死ぬなんて考えてないでしょ」ってモニター見ながら言われたことがショックでショックで仕方なかったです。
そしてそんな大事で命に関わる、大事な話だって言いながら、私の顔も目も見ず、エコーのモニターを見ながら話す?
セガレの時からどのスタッフも丁寧で優しく接してくれていました。
先生や助産師さんの中には厳しいことを言う人もいたけど、傷つける言葉ではありませんでした。
言われた言葉もショックだったけど、その態度にも疑問を感じました。
セガレを母のところに預けていたので迎えに行き、昼食をよばれ、しばらくして家に帰りました。
それからダンナが夜勤のため出勤しました。
でも母にもダンナにも今日の診察の時に言われた話はしませんでした。
ショックすぎたこと、話したら泣くし泣いたら心配するだろうから。
それと正直言って話してもわかってもらえないと思ったからです。
今から帝王切開でお産だけでも受けてくれるとこ、あるんかな?とまで思いました。
夕方、トイレに行った時泣いてしまいました。
この頃はあまりセガレは私のトイレについてきたりする時期じゃなかったのですが
たまたまバンッと開けて入ってきました。
しまった、という顔でもするんか?と思いましたがいつもどおりニヤニヤしてました。←デキない奴
悶々とした気持ちのまま過ごし、結局この日のちょうど1週間後にクンクンは生まれました。
1週間後の健診で少なくとも技師さんとは顔を合わせるのでイヤだな、と思っていたのでクンクンは生まれる前から親孝行をしてくれました。
産後、ナースステーションであの時の助産師さんを見かけました。
授乳室で円座クッションを使っていなかったら「あるよ。」と声をかけられました。
いつもなら愛想よく応えるのですが、できませんでした。
勝手に外来の助産師さんだと思っていたのに病棟で見かけた時、イヤな思いがよみがえってきたと同時に
クンクンを取り出してくれた、担当してくれた助産師さんがこの人じゃなくて本当によかった、と心の底から思いました。
もう今はそこまで思っていないけど、思っていないからこそ、
産前産後ってやっぱり情緒不安定になるんだなぁ、と実感してます。
なので妊婦の時にあの人たちに会うとこのときのことを思い出してイヤな思いをしてしまいそうで
あぁ…3人目があったとしてもこの病院はないな、と思っています。
少し、つづく。(少しってなんやって??)
読んでるこちらも重たい気持ちになる内容やわ。
「陣痛味わいたいん?」って病院におる側の発言ではなく、ただのおばちゃんみたいやん。
あたしも入院中に嫌な言い方する看護士さんがおって、あの時はすごい嫌やったから情緒不安定になるのは分かるわー。プロやったらそこ知ってんちゃうの?と思ってしまうから残念やなー。
3人目を産むことがあっても、それやったらちょっと違う病院の方がいいな。
ちゅうか、3人目かぁ。あたしも3人欲しかったなぁ。(作るとか言うてないってな)
妊婦経験ないけど、そういうこと直前に言われたら絶対に心が折れると思う・・・
心のケアもできればして欲しいよね、病院なんだし。
助産師さんに気持ち無視されたことがあって。二人目の時、その助産師さんやったらどーしよーと思ったけど、辞めてたわ!でも立てこもってその時話を聞いてくれた看護婦さんが引っ越した家の4件隣・・・二人目の時よーく覚えてくれてて恥ずかしかったわ~。
プロであるからこそ許せない一言ですね。
ただ、そういう、人を傷つけるかもしれないとか、
こう言ったら相手が傷つくかもしれないとか…
特に敏感にならなきゃいけないところは、
その職場が長いとだんだんと鈍感になっちゃう
ところでもあるんだと感じています。
私の経験上、中堅以降の方に多いように思います。
それに、相手の立場に立って考える…ことはしていても、
(今回の場合はそれすらもしてなかったと思いますが)
結局は自分がその立場にならなきゃ全然分からないですしね。
って、また話がズレました↓↓↓
>ショックすぎたこと、話したら泣くし泣いたら
>心配するだろうから。
>それと正直言って話してもわかってもらえないと思ったからです。
これは、私も度々経験します。
結局、一番しんどいところは誰にも言えないんですよね。
ホンマや。ただのおばちゃんやん(笑)人の話を聞かんとこもね。実年齢はおばちゃんといわれると微妙なお年頃って感じでした。
《shinmakiさんへ》
えぇ…ポキッと折ってくれましたわ。
心のケア、病院側としてはしっかりしてるような気がするねんなー。他のスタッフ、みんなよかったし。
《ゆうちゃんさんへ》
うん、覚えてるよー。私、まだ結婚前に聞いたからその時は正直「すごいことしたなー、」と思ってん。でも自分が妊娠・出産したらなんか納得できたわ(笑)
で、今はご近所さんって!すごい偶然やん!
《☆ユメ☆さんへ》
確かに言葉のきつい人って中堅以降(年配??)な人多いなー、と整形外科で入院した時思いました。
が、個人産婦人科で病院でもスタッフ教育されてるような感じだったので、今はそこが疑問。
☆ユメ☆さんは悩んだりしたら自分で解決するタイプでは?私も結構そうなんで解決するまで誰にも言わない方です。
《OCさんへ》
あ、私もそう思った。先生とVBACの話をしたとき、昨年1年間で一人目を帝王切開した人が25人ぐらいでその中でVBACを希望した人は半分ぐらいやってんて。ってことは1ヶ月1人ぐらい妊婦さんに言ってるんやろうなぁ…と。技師さんは全妊婦と顔合わせてるわけやし。
でも家族に関する問題(愚痴)とかは言いまくりますよ。(爆)
個人病院であろうがなかろうが、そういう人を『教育』はし辛いんだと思います。言ってくれる人がいなかったりします。そして、こういう人の場合、言っても聞かない人も大半。年をとれば取るほど、人の話に耳を傾けなくなるのと一緒のような気がします。その上、人によっては「医療者としてどうありたいか」というのが薄れてくる時期でもあるし、よっぽど仕事に対しての看護観(助産師さんだったら助産観?)がしっかりしてないと、微妙だと思います。今回の場合は、看護・助産…という以前に人間性の問題が挙げられますけどね。これは私の偏見なのですが、個人病院だと色んなことを新たに勉強しよう!と思っておられる方も少なそうですしね。いずれにしても年齢がネックになっているような気がします。
あ。またどうでも良い話でついつい…すみません。
妊娠初期に、そういう悪い人?があたってくれたら病院すぐに変えれるのに…なかなか難しいですよね。次は良い病院にあたるよう、祈ってます☆