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徒然音楽夜話

つれづれなる音楽の道草情報です

ヤンケさんのバイオリンも押収 フランクフルト税関、1億2千万円の関税要求

2012年10月10日 | 気になる音楽ニュ-ス

2012.10.4 09:58
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/121004/ent12100410000005-n1.htm

ドイツ在住のバイオリニスト、有希・マヌエラ・ヤンケさん(26)が演奏活動に使っているバイオリンの名器、ストラディバリウスの「ムンツ」が、ドイツのフランクフルト国際空港の税関に押収され、約1億2千万円の関税が請求されていたことが4日、
分かった。→


(要約)
押収されたストラディバリウスは、イタリアの楽器制作者のストラディバリが1736年に制作したもの。ヤンケさんは約5年前の19年11月から同財団から貸与を受けている。
同財団によると、ヤンケさんが日本で演奏会を終え、ドイツに帰国した9月28日に押収された。

押収理由について税関は「輸入証明書や貸与契約書はあるが、転売する可能性もある」と説明しているという。


独財務省、バイオリン返還を指示
税関は反発
http://www.sannichi.co.jp/kyodo/news2.php?genre=World&newsitemid=2012100801001813
【ベルリン共同】ドイツのフランクフルト国際空港の税関で同国在住のバイオリニスト、有希・マヌエラ・ヤンケさん(26)が名器ストラディバリウスを差し押さえられ、関税約1億2千万円を請求された問題で、8日付のドイツ大衆紙ビルトは、財務省が税関当局に、バイオリンを返還するよう指示したと報じた。

ただ税関当局は激しく反発。職員が検察当局に、脱税行為を手助けしているとしてショイブレ財務相を告発したという。ヤンケさんにストラディバリウスを貸与している日本音楽財団によると、返還するとの連絡は8日までに入っていない。

※堀米ゆず子氏のバイオリン押収事件に続く前代未聞の事件。
転売の恐れ有り、との理由らしいが、世界の常識から見れば、ドイツの国家評価はガタ落ちだろうし、ドイツ国内での演奏会やトランジットを敬遠する演奏家が出て来てもおかしくはない状況だ。

今、このフランクフルト税関で何が起こっているのだろう。
1)フランクフルト空港だけで発生している。
2)たまたまなのか、日本に関係するバィオリンに限って二度続けて押収されている。
3)演奏者側にとっては、従来どおりの型通りの入出国手続きを行なって来たのに、今回の突然の災禍という。

よく楽器の中に麻薬等を入れて密入国する事件などは聞くが、だれが見てもあきらかにプロの演奏家だ。
さすがにドイツ国はまずいと思ったのか、独財務省はバイオリン返還を指示したものの、当税関が激しく反発、というからますますわからない。

管轄はよくわからないが外務省や文化庁のような行政機関が、ドイツに向けてぜひ抗議の声を上げるべきだろう。