夏に続き、雨の多い秋でした。でも、雨が続いた週のたった1日だけ、みんなの思いが届いたのでしょうか、
秋晴れのなか、すきっぷ保育園のきりん組さんと一緒に子ども夢パークへ遠足に行って来ました。
遠足に行く前に、きりん組さんと一緒に、夢パークで何をするかミーティングしました。
今回、夢パークでは、たき火体験と工具が使えるそうなので、その旨伝えると、
「たき火でお芋を焼く」
「肉と玉ねぎを串に刺して焼く」
「カレーを作る」
「マシュマロを焼く」
などなど、楽しい意見がたくさん出ました。
このたき火体験に当たり、事前にスタッフが打ち合わせに行って来ました。
火起こしは、子どもたちだけで行い、大人は、見守るだけ。
手も口も出してはいけないので、火が起こさなかったら、残念でしたで終わり…ということで、カレーやお芋や肉は厳しいので、今回は、マシュマロと干し芋を焼くことに決まりました。
そして、チーム分けでは、今までリーダーを順番にやって来たので、今回も年長さんにお願いし、青と緑を分ける、男女を分ける、きりんれもんと分けると、子供達なりに、以前自分達で作ったルールを思い出しながら、うまくチーム分けしていました。
チーム名やチームカラーなど、ワイワイとチームで決めていました
当日、チームごとに約1時間の道のりを歩き、夢パークに到着。
先ずは記念写真。
初めに、たき火についてスタッフの方のお話を聞きました。子供達の目は真剣そのもの。
初めに、竈をつくりました
そして、薪を集めて来て、どうやったら火がつくかをみんなで考えました。
「マッチがいる」
「新聞紙もいる」
「木の枝?」
昨年の焼き芋を思い出しながら、みんなで方法を考えていました。
集めて来た木材は太かったので、スタッフの方におしえてもらいながら、薪割りをしました。
初めて持つ斧、重かったけど、頑張ってました。
マッチを擦ってもすぐに火が消えてしまったり、新聞紙に着いてもまた消えてしまったり、悪戦苦闘していて、声をかけたくてもどかしい大人達でした。
年中組の男の子二人が、根気よく頑張って、ようやく薪に火がつき、燃え始めました
その間、泥んこ遊びに夢中の子供もいたり、アスレチックで遊ぶ子供もいたり、子ども達の興味はそれぞれでした
泥んこで思う存分遊んだ子供達も煙を見て戻って来て、火起こしに参加しました。
スタッフの方のヒントを参考に、薪の位置を変えたり、内輪であおいで空気を送ったり、火が消えそうになるとマッチでまた火をつけたり、みんなで役割を分担して進めていました。
ようやくついたたき火でしたが、マシュマロを焼くのがやっとで、干し芋までは行きませんでしたが、自分達で焼いたマシュマロの美味しそうなこと。
そして、もう一つ大事なこと。
薪を全て炭にして終わりにすることです。
これがまたなかなか大変で、消えそうに なる薪をうちわで扇ぎ、炭になって小さくなるまで扇ぎ続けました。
やっとの事で炭がバラバラになって終了。
泥んこの衣服を自分で着脱するのは大変でしたが、脱いで、汚れ物袋にしっかりしまっていました。
そして、お待ちかねのお弁当とおやつ交換。
お腹もいっぱいになって、いつもはもう昼寝の時間。
それでも子供たちは、元気一杯歩いて帰って来ました。
到着してからは、シャワーで泥んこの体を洗い流し、少し一休み。バタンキューでした。
たくさんの体験を通して、また1つ成長しました