どのようにおかしいのか、お聞きすると･･･まず、インターネットが開かない。またメールのリンクをクリックしてもページが開かない･･･とのことでした。
そうすると･･･ネット接続があやしいのかなと思いました。
電源を入れました。i3、メモリー4GB、HDDのスペックでWindowsの起動までだいぶ時間がかかりました。
Windowsが起動してきたのでとりあえず、どらともの有線LANケーブルを接続しました。
ネットのアイコンは接続状態になっています。
お客様に、いつものようにネット閲覧をお願いしたら･･･「ｉｅ(internet explorer)のアイコンをクリックしました。
うん？まだieを使っているのかな？と思い、思わず聞いてしまいました。･･･答えは「はい」でした。
ieは、昨年6月にマイクロソフトのサポートが終了してしまい、さらに今年2月からは無効化されており開けません。
では、ieを起動しようとするとどうなるかというと･･･リダイレクト処理で「Edge」が起動するようになっています。
この処理に結構時間がかかってしまい、ネットが開かないと思われたそうです。
ieのアイコンの横にEdgeのアイコンがありましたので、こちらから起動すると･･･やはり時間はかかりましたが、トップページが表示されました。
リンクの表示も問題ありません。標準のアプリが「Edge」になっていることも確認しました。
メール本文内のサイトリンクも、Edgeで直接開けました。
ただし、とても動作が遅いので、一つ操作すると暫く待ち、画面が表示されたらまた次の操作を行うという感じで、ネット閲覧だけでも待ちの時間が結構ありスムーズではありません。
お客様も最初の頃はもう少し速く操作できたような気がするとおしゃっていました。
これは多分事実で、Windowsアップデートなどで、パソコン自体のスペックが要求されるようになってきており、それに対してスペック（ハード）がそのままで、取り残されてしまっているからです。
お客様には、高速化にはHDD（ハードディスク）→SSD（半導体ディスク）への換装、メモリーの増設を行えば、今よりも速くなることをご説明しました。
ただお客様のパソコンはWindows10ですが、スペック的にWindows11にはアップグレードできないので、Windows10のサポートが終了する2025年10月までには、パソコンの入れ替えも必要になります。
SSD換装、メモリー増設に費用をかけて、あと2年半このパソコンを使うか、早めにWindows11のパソコンに替えるかは、結構難しい判断ですね。
もちろん、このままの状態（動作が遅いのを我慢して）で、あと2年半使うのも選択の一つだと思います。
このへんは、どらともが幾つかの選択肢をご提案し、お客様に最終的にご判断いただいています。
