どんぐりのQue sera,sera.

マカオとモータースポーツ大好きのどんぐりが、のんびりと綴ります。

ホンダコレクションホール お宝その1(第一期)

2010-09-19 11:19:11 | モータースポーツ
1964年F1世界選手権、第6戦ドイツGPに出場した
記念すべき、ホンダF1の第一号 RA271です!


白地に日の丸、日本のナショナルカラー!

スポンサーカラーに塗られる様になったのは、1968年頃です!

No.20のRA271は、R.バックナム選手の手によりデビューしました!
(RA271のRAはRacing Automobileの略)


>排気量は1.5リッターなのに、60度V型12気筒なんです!

現代のF1を見慣れていると、とても小さく感じます!

翌1965年、最終戦メキシコGPで初優勝したRA272です!


ドライバーはR.ギンサー選手!

日の丸がカッコイイですよね~!

エンジンは同じく60度V型12気筒で、約230馬力だそうです!

なんと、12気筒で横置きなんです!

RA273は、排気量が3リッターになった1966年
第7戦イタリアGPにデビューしました!


ピカピカのエアファンネル、
3気筒づつ集合された、4本のエキゾーストパイプ!

ホンダらしい、個性の塊ですね!

コレは、F2のブラバム-ホンダBT18です!
1966年のF2選手権で、11連勝しました!

ホンダは、F1だけじゃ無いんです!

No.14は1967年、第9戦でデビューウィンを飾ったRA300です!

車体はイギリスのシャシーコンストラクター、ローラとの共同開発です!
口の悪いジャーナリストからは「ホンドーラ」と揶揄されました!

ドライバーは、2輪の世界GP(MVアグスタ)と
4輪のF1(フェラーリ)両方でチャンピオンになったJ.サーティース

もちろん、唯一無二の偉大なチャンピオンです!

赤いラインのNo.5はRA301で、1968年のマシンです!


この年の第7戦、イギリスGPで初めてウイングが装着されました!


ドライバーは引き続き、J.サーティース選手です!


第一期の最後を飾るのは、RA302!


エポックメイキングなこのマシン、なんと空冷エンジンなんです!


本田宗一郎氏の理想を追求した結果、行き着いたのが空冷!

まあ、オートバイで大成功を収めていましたからね…

この一台だけ色が違うんですよ!
この色が、いわゆるレーシングアイボリー(ホワイト)なのでしょうか?

ホンダレーシングを象徴する色なんです!

第一期のレース活動は1968年、このRA302で一旦休止となりました!


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