
うーん、映像だけを見ると迫力が有りますが、
主人公が覚醒するまでが長すぎ、前半はちょっと退屈でした。
本来は、長いSF超大作の、ほんの一部でしかないから、
仕方ないし、砂の惑星というように、ずっと砂漠のシーンで、
景色に変化が無さ過ぎて、もう一つ、緊張感が感じられない。
サンドワームちゃんが出て来なければ、かなりだらけていたでしょう。
前回から気になっていたのですが、サンドワームちゃんは、
ずっと口が開きっ放しで、砂を食べ放題なんですが、
魚のえらのように出て行く所が無い。
ミミズも土を食べていますが、ちゃんと土のウンコを出しています。
それと、前回からの疑問で、砂の惑星はスパイスを栽培しているらしいですが
どれがスパイスで、どれが砂なのか違いが全く分からない。
砂漠の民も、どうやって食べているのかもよく分からん。
戦闘シーンもレーザー銃のようなハイテクを使っているのに、
ほとんどは、剣によるチャンバラで、
とにかく、謎だらけで、もう一つストーリーが入ってこない。
1984年のデイヴィッド・リンチが撮った映画『デューン/砂の惑星』
を見た時の感動からは、ほど遠い気がします。
これでは、CG映像でも、人間ドラマの部分においても、
ゴジラ-1.0には到底勝てません。
ストーリー的には、まだまだ続く感じですが、
次回は、もうちょっと工夫して下さい。
確かに、現代のハイテクの進化のスピードが早くて、
SFの方が追いつかれてしまっている感が有るのですが、
そこを越えて来るのが、アメリカだと思うからこそ、
これからは、ハリウッドの正念場になってくるでしょうね。
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