
仮説思考と科学的思考はどちらがイノベーションにふさわしいのだろうか。
という事で、早稲田大学の先生が討論しているのを読みましたが、
商売の現場で、生まれ育った私としては、失礼ですが、
学問として、分析するのが、お仕事なのでそうなってしまうのは、
当然なのでしょうが、こねくり回し過ぎて、
ブラックホールから出られなくなっているように思えます。
セブンイレブンの例をあげていましたが、
現場で、お客さんの動向、志向に、その場ですぐに対応する事が、
正解だと思うんですが、
大きな商売では、分析は価値が出て来るとは思いますが、
小売りの現場では、お客さん一人一人の要望を聞いて、
細かく対応を変更していき、その対応の積み重ねが売上に直結すると思います
学問としては、大きな流れを分析すればいいですが、
小売りの現場では、個々のお客さんの考えを、読まなくてはいけません。
だから、お客さんの志向が変化していっているのも分かります。
しかし、10年もやっていると、日本人は、最初の緊張感が無くなり、
一人でやっていても、大企業病になってしまいます。
その上、世間一般も景気が良かったりすると、
いつもの、全体主義が現れてきて、つれもていこらで、
「和歌山弁の、みんなと一緒に、の意味です。」
危機感が、銀河の彼方に飛んで行ってしまいます。
それが極まったのが、バブルです。
しかし、いっつも思うのですが、日本には、
こんなに偉い学者さんがいっぱいいるのに、
なんで、ずっと景気が悪いんでしょうね。
言い方は悪いかもしれませんが、
ごちゃごちゃ言うとらんと、とっととやれよ !
言うた事に責任を取れないからでしょうね。
ラーメン屋さんの一つでも、やってみーー、です。
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