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堂頭内寮@Net

―「叢林@Net」堂頭和尚の雑記帳 ―
行雲流水の如くの日常を書き綴るぷらいべーとな内寮日誌♪

規制緩和の余波がここにも...!?

2006-11-06 00:37:10 | 時事ネタ
ヤクルト辛勝、古田監督「ショック」(日刊スポーツ) - goo ニュース

今日は得意の野球ネタでひとつ…。

一昔前なら考えられなかったプロ・アマ交流戦が開催されました

>史上初となるプロ単独チーム対現役大学生の一戦で、東京6大学選抜がプロ顔負けの実力を見せた。法大・大引啓次遊撃手(4年=浪速)が1点を追う1回裏に先頭打者本塁打を放つなど、プロ相手に1点を争う互角の勝負を展開。最後はヤクルトが田中浩康二塁手(24)の決勝打で辛うじて3-2の勝利を収めたが、古田兼任監督もミス続出の試合内容に「キャンプで一から鍛え直します」と渋い表情を浮かべた。プロ側にとっては試練の1日となった。

    VS     

時代も変わったものです…。

私が甲子園を目指して白球を追い続けていた頃は、アマ選手はプロ野球選手とグランドで口を聞いただけでも出場停止になりそうな雰囲気が現実にあったものです(実際にそんな事はないのですが、それだけナーバスなプロ・アマの関係があったという事です)。

私の出た高校は地方の野球名門高で、その当時既に何人かのプロ野球選手を輩出していたのですが、そのプロ野球選手OBがシーズンオフにグランドに顔を見せただけでもギクシャクした関係に陥ったものです

ましてや、同じグランドに立ち対戦をするだなんて…夢のまた夢の時代でもありました。

>終了後、急ぎ足で向かったインタビューでも「すいません。キャンプで一から鍛え直します」と神宮のファンの前で頭を下げた。大学生相手に勝ったが、貫録を見せるべきプロにとっては寂しい内容だった。古田兼任監督も「ミスが出たね。ショック。本人たちも反省しているだろうけど、これからない知恵を絞っていろいろ考えますよ」と外国人を除くベストメンバーで戦っただけに反省しきりだった。

しかし、プロとアマの垣根がなくなるだけでなく、両者の実力も桔梗してくるとなると、それはそれで日本のプロ野球界にとっても明るい話題なのではないでしょうか。

確かにプロ側にもっとしっかりしてもらいたいという気持ちもあるのでしょうが、それが両者にとって良い緊張感を生み、お互いのレベルアップが計れればそれに越した事はないと思います。

六大学選抜と言えば、その大半の選手が将来プロのユニフォームに袖を通す訳ですから、彼らにとっても良い刺激になるのではないでしょうか。

>自身も9回1死で代打に登場し、慶大・加藤の前に二ゴロに倒れた。プロ注目選手も多いだけに「投手だけ見たらどっちがプロか分からない。実力的には五分五分。10回やったら5勝5敗というレベルでしょう」と選抜チームへの称賛も口にする。だがやはり最後には「大学生には負けんよと胸を張って言えるぐらいじゃないと。レベルアップしてもらわないと」と強い口調で付け加えた。

まさにその通りでしょう

大学野球のレベルが上がってきているとは言え、そこはアマとプロ。一線が画されて然るべきです。

私が野球に没頭していた頃の時代は、アマ球界の横綱と言えば大学が法政(東北福祉大学の時代はその次くらいに来る)、高校がPL学園と相場が決まっていました。

逆に、その当時のプロ野球界は阪神とロッテが長く低迷を続けておりました。

口の悪いファンなどは、法政・PLvs阪神・ロッテとのプロ・アマ入れ替え戦をすればプロ・アマ逆転現象が起きるぞと言っていたぐらいです。

さすがに実現には到りませんでしたが、今回の様にまじめに対戦をしていたら、当時の阪神・ロッテであればベストメンバーでもアマに敵わなかったかもしれません。

時代は変わり、その阪神やロッテも今や両リーグを代表する盟主に成長 ともにリーグ制覇や日本一を経験するチームに成長しました

逆に、その当時盟主であった巨人が落ち目で、今回の六大学選抜チームと対戦したらどういう結果に終わっていたか…正直不安でもあります

本当に時代は変わったとも言えましょう。

昨今パ・リーグ復興の切り札として導入されたプレーオフ制度など、プロ野球界にも規制緩和の波が押し寄せ、今以上の競争原理が導入される時代に突入していく事と思われます。

選手には大変かもしれませんが、ファンにとっては目を離せない限りです

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