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堂頭内寮@Net

―「叢林@Net」堂頭和尚の雑記帳 ―
行雲流水の如くの日常を書き綴るぷらいべーとな内寮日誌♪

さらば、学寮!

2007-02-21 23:36:28 | 堂頭内寮日誌

皆さんが、ノスタルジーに浸る瞬間というのはどういう時でしょうか?
今日、私は思いっきりそのノスタルジーに浸る事ができました

私が学生時代に在籍をしていた学寮が今年で閉鎖される事となり、今日その閉寮式典が執り行われました(注:閉寮といっても、移転に伴い現在の建物が閉鎖されるだけで寮そのものがなくなる訳ではありません

私の様な宗門の僧籍を有していた学生は、その学寮で僧侶としての基礎を学ぶ場合が多く、今までその学寮から多くの宗侶の卵が修行道場へと巣立っていきました。
案の定、今日の閉寮式典に出席した方々は見覚えのある顔、顔、顔......
「あ、この人も学寮OBだったんだ......。」と、今となっては本山隨喜でしか顔を合わせない様な方々までOBとして出席しておりました。
参加者はゆうに150名を超えています
中には親子2代で出席されていた方もいて、つまり親子2代でこの学寮にお世話になったという訳ですね

閉寮式典では、まず出席者全員で報恩諷経と物故者追悼諷経を厳修いたしました。



学寮内の法堂に響き渡る厳粛な読経の声......
その場に居合わせた全員がこの学寮で宗侶としての基礎を積み上げ、現在一ヶ寺の住職(副住職)として仏法興隆の一役を担っている事を想うと、自分が在寮していた頃の懐かしい想い出とも重なり、思いっきりノスタルジックな感覚に浸る事ができました。

世代を超えて共通の想いを共有できる事の素晴らしさと、親と子ほど年齢が離れた者同士が共通の儀式を通じて心を一つにできる世界というのも、今の時代となってはとても貴重だなと感じました。

諷経が終了してから催された懇親会では、皆が学生時代の表情に戻り、それぞれの時代の想い出話に花を咲かせておりました。

この様な歴史と伝統のある学寮に身を置けたこと、また、多くの学寮OBが支える現在の宗門に身を置ける事の幸せを改めて実感できた1日でした。

来年度から入寮する宗侶の卵たちは、地下1階・鉄筋4階建ての真新しい学寮にて僧としての基礎を磨く事となります。建物は新しくなっても、古き良き伝統はしっかりと護持して頂きたいものです。

実行委員事務局の皆さま方、本当に今日までお疲れ様でした

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れさまでした (ぜん)
2007-02-22 21:33:03
私も1年ほど在寮しました。
あいにく参加できませんでした。
懐かしい顔が集まったんでしょうね。

新しい寮には、息子がお世話になるかもしれません。
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単頭和尚さま (堂頭@Net)
2007-02-22 22:45:23
仰る通り、大変懐かしい面々が顔を揃えました

新しい学寮の環境は抜群です。
私個人は想い入れがある分、これまでの学寮に愛着を感じますが

最近は学寮への入寮希望者が激減しているらしいのですが、新しい施設になって希望者が殺到するかもしれません。

しかし、記事にも触れましたが、施設が新しくなっても古き良き伝統は受け継いで頂きたいものです。
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失礼いたします。 (tenjin95)
2007-02-26 07:59:59
> 管理人様

先日はお疲れ様でした。
両大本山に、まともに安居したわけではない拙僧からすれば、竹友寮が全てでありますので、非常に残念であります。ただ、新しい寮舎になっても、後輩達が伝統を受け継いでくれると期待しています。
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助化師さま (堂頭@Net)
2007-02-26 12:52:53
コメント並びにTBありがとうございます
この度は色々とご苦労様でした。
お偉方を目の前に、堂々とした進行ぶりでした。
記事にも触れた通りですが、施設は新しくなっても古き良き伝統は受け継いで頂きたい。その一心であります。
まさに「旃檀林に雑樹なし」の学寮であって欲しいと思われます。
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