自由主義の弊害？

今朝、派遣先に行くために地下鉄駅出口で２０人ほどの待ち合わせ・・
同じ場所で、共○党の演説ビラ配りがあった
自分たちよりも大人数の集団を見て、ビラ配りのおばちゃんがけげんそうな顔で
「今日は、なにかあるんですか？」と・・
「なにもないです。派遣の仕事で待ち合わせ集合なんですよ」と、ソフトなしゃべりでいうと・・おばちゃん・・気の毒そうな顔になって
「そうなんですか。いまネットカフェで寝泊りして派遣のバイトで暮らしてる人もいるんですってねぇ」
派遣の仕事をしている人間は、固定の就職先もないかわいそうな人たち・・というイメージが強いんだろうか
「ええ、そんな人たちもいるみたいですけどね。自由に仕事ができるっていう魅力もあるし・・まぁ、たしかに賃金は安いんですけどね。」
「ああ、たいへんですねぇ」
「ええ、得意先からは派遣会社には、けっこうな金額がいってるんですけどね。自分たちには少ししか入ってこないんですよ」
「はぁ、ピンハネ・・？」
「そんなとこですね・・でも収入ゼロよりはましですからねぇ」
「ええそうですけどねぇ」

と・・「庶民の味方」のおばちゃんは、しみじみ～と話を聞いてくれました
が・・だからといって、状況が変わるわけでもなく・・とにかく働かねば・・
そして、みんなで駅から１０分の道のりを、
意気揚々と・・ではなくて
虎視眈々と・・は意味が違って
前後不覚で・・みたいに、ぼ～っと歩いていきました・・・・・