DARKSIDEKINGDOM 日誌

映画・ゲームレビュー その他日々萌え話等。女性向け表現・ネタバレ含みます。そして時々ニワトリ。

笑の大学2回目見てきました。

2004年11月17日 16時08分52秒 | 映画
映画館に足を運んで2回目をみる映画はひさしぶりです。
指輪物語の一作目とシカゴとこれで三つ目。
正直ネタがわかってるバラエティ番組を2回みて笑えるかという心配もあったのですが
ダメです。いけません。もう「くるぞくるぞー」と思うだけで笑えます。

演技がうまいとかシナリオがいいとか舞台がどうとかはおいといて、
とにかくこの映画は作家、物書きにはたまらない映画だと思います。


(以下ネタバレ)

自分のできるすべてをつめこんだ作品を、誰よりも真摯にそれに対峙してくれる相手に託す喜び。
もしもっと早く向坂が上演許可を出していたら、
もし椿が自分の戦いの意志を向坂に吐露しなかったら、もし招集礼状が届かなかったら。
そう最初は考えましたが、しかしそれらすべてを受け入れてでも、
作品を作り出し、読み手に託すという行為はなによりも幸せなことではないかと思います。

エンディング、椿が去っていったあとに流れるスタッフロール、
明るい音楽のなかにどこか影を落とす寂しさ。
しかし最後の最後でわき上がるように繋がれるメインテーマが
笑いというものの力強さと、その喜びを感じさせました。

ベタなギャグが多いっちゃ多いんですが、モダンなテイストと雰囲気、二人の知的でどこかずれたやりとりにはピッタリです。
暖かく上品な、気持ちよく優しい笑いは老若男女、お笑い好きから堅物まで万人向け…誉めすぎですね。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
笑いのダイガク! (め_ィア!)
2004-11-20 01:18:59
ヤーさり気なくお邪魔シテマス。笑いの大学て脚本三谷幸喜氏だったのデスネ。映画上映期間にいけそーにないのでビデオでたら是非とも見てみたいッスね
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笑のダイガクー (BXB)
2004-11-21 04:08:10
メーアサンハケーン

私はあまり監督だの脚本だのよくわからん人なのですがイイデスヨ大学。DVDが楽しみです。でも台本ノート買いソコネマシタ…
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