今年も半分過ぎてしまいました。
仕事していないわけではない、とくに忙しくもないのに、なのにブログもほっぽらかしにしていたらなんとタイトル部分の画像も消えていました、、、
これは罰なのでしょうか・・・
Yahoo!ブログは何年のほっぽらかしにしても変わらないのに。。。
まぁ、それはともかくとして取りあえずけじめとして上半期のお仕事をご紹介します。
といっても、今年届いている見本誌は少なく、見本誌以外の案件も多少あり・・・
(だんだん声がちっさくなったりして(泣))
まずは大和書房さんから!
『アムステルダム芸術の街を歩く/カルロス矢吹』
お話しを頂いた時に
「アムステルダムの地図、作ったことない」って心の中で叫んでいました。
早速図書館に行き、ガイドブックを何冊か借りて少しお勉強。
作成エリアは9エリアと言われたのですが、どうみても9エリアなんて無理そう。
私の印象はアムステルダム自体が小さな街なのでどのガイドブックをみてもA4弱サイズの地図を9点なんてあり得ない感じでした。
しかも紹介エリアも縦長だったり飛んでいたり、、、
それでもなんとかコーディネートしてそれなりにまとまった感じです。
今回はコーディネートからすべて完全オリジナルでした。
制作している時はデータ量が今まで私が作ってきたものに比べると少ない感じはしましたが、出来上がりを見るとすっきりしていて、これはこれで良いのかなと言う印象でした。
オランダも私が行ってみたい国ですので、楽しいお仕事でした。
次は産業編集センターさんの
『ドイツで100年続くもの/見市知』
いつもマニアックな書籍の地図を頼まれます。
地図自体はさほど難しいものではないですが、内容はもちろんデザインなどもこだわっている1冊だと思いました。
というのも、校了間際に地図の色の調整を頼まれました。
最初に指定された色で制作していたのになぜ???と思いましたが、本体の色校が出てきた時に少し色を変えたそうで、それに合わせて欲しいとのこと。
地図は巻末に独立して入っているので果たしてそれが必要なのかとも思いましたが、デザイナーさんのこだわりは凄いと思いました。
でもそういうこだわりがないと「良い物」は作れないのだと思うので大事にしたいと思います。
最後はダイヤモンド社さん。
週刊ダイヤモンド 6/20号の大阪特集の図版。
ぱっと見簡単そうだけど、元がないので意外と大変。
後から修正も多いし・・・
ただ、今年に入ってマスターしたワザがありそのお陰で作業はぐ~んと楽になりました。
そのワザはIllustraterのアピアランス。
これを使うと鉄道などいくつかの線を重ねてあるオブジェクトも1本として認識されるので切ったり繋げたりの作業が楽。
短冊に入った文字も、文字数によって自動的に短冊サイズが変わっていきます。
今まで散々アナログ、力技で行っていた作業、信じられないほど簡単に出来なんでこのワザを知らなかったのかショックでした。
番外編ですが以前ブログでちょっとだけ紹介した中国語版の『歩いてまわる~』シリーズが2冊(ニューヨークとソウル)届きました。
中身はもちろんすべて簡体文字なのでわかりませんが、日本語版と比べると文字数が少ないです。
『歩いてまわる~』シリーズの地図はとにかく物件が多く文字を入れるのが大変なのですが、中国語版は意外とスッキリしています。
同じ本でもちょっと違う印象になるのが面白いですね!
それはともかく、この本を片手に旅をしている異国の方を見てみたいです!
以上が今年上半期に届いた書籍のご紹介。
その他にも、商店建築さんやJTBさんのパンフレットのお仕事などもさせて頂きました。
サイトの方には順次、作品をアップします