生きてます！ 以上！

おっさん、人生やめてなかったってよ。

未だに雹かと聞き間違えるほどの大粒の雨が窓を叩き、
ちょいちょい通行止めなんかも喰らってますけどね。

正常性バイアスって言葉があるじゃないですか。
なんだっけ、何かしら災害が起こった時とか、自分は大丈夫だと高を括ってしまう現象・・・心理状態みたいな。
その言葉自体は知っていましたし、何かしらあった時は正しい判断をして避難しようと思っていたんですけど。

実際にそういう状況に陥ると、
色々と情報を集めつつ、「それほどでもないだろう」という理由を探している気がしました。
事実避難所までの避難経路を確認しつつ、避難所が自宅から近い事から、
「こんな近いんなら自宅いても変わらないだろう」という判断を下し、結果自宅で待機していたわけですし。

コロナなんかはこう言っちゃなんですが分かり易いでしょう？
とりあえず「動かなければいい」わけですから。
収束してるかどうかはわからずとも、街等に繰り出さなければ危険は抑えられます。

しかし今回の様な自然災害は、「動かなくてはいけない」かもしれないわけです。
やはり現状を維持するのは簡単ですが、自ら考えて新たに動き出すというのは難しいものなんですね。
こりゃあ死ぬ様な場面になったら、間違いなく普通にそのまま死ぬんだろうな。

そんな事を考えた二日間でした。
この意識を変えていくのは非常に難しそうだ。