今回は「ハードウェアクロック」と「システムクロック」についてまとめておきます。
▼ハードウェアクロックとは
・マザーボード上のICによって提供される時計
・ICはバッテリーのバックアップがあるのでPCの電源を切っても進む
・Real Time Clock もしくはCMOSクロックとも呼ばれる
・BIOSの設定画面から表示、設定変更が可能
・ハードウェアクロックの時刻はLinux起動時にhwclockコマンドで読み取られシステムクロックに設定される
・システム停止時にhwclockコマンドによってシステムクロック時刻がハードウェアクロックに設定される
▼システムクロック
・Linuxカーネルのメモリ上に以下2つのデータとして保存され、インターバルタイマーの割り込みにより時計を進める
(1)1970年1月1日からの経過時間
(2)現在秒からの経過ナノ秒数
以上。