「NTTタイムカプセル鳴和in1990」掘り出し・開封式典
今から遡ること30年前(1990年)、電話創業100年を記念して、当時のNTT金沢支店が中心となり、現在の鳴和ビル構内に、当時の金沢ブロック全体に関する資料などを各部門が30年後へ思いを馳せ、タイムカプセルに入れ埋設ました。
その時から月日が流れ、本来なら昨年(2020年)が30年でしたが新型コロナ感染の影響から一年遅れとなりました。新型コロナが収まりを見せている令和3年10月25日(月)振替の電電記念日に開封式をすることが出来ました。当日はマスコミ関係者もたくさん取材に来られ、約50名の関係者が出席し、久しぶりにお会いする皆さんは、さながら同窓会となり30年前を懐かしみながら開封を今か今かとワクワクされている様子でした。
まず、NTT奥田北陸支店長がNTTが進めてきた事業状況とタイムカプセルを埋めた当時のことに触れ開会ご挨拶をされました。その後に、埋設同時の金沢支店長であった川守北陸電友会会長と「鍬入れ」をしたのち重機での掘り出しとなりました。
掘り出されたカプセルは、とても30年を経過したものとは思えないほど状態が良く全く劣化がなく、当時のまま掘り出すことが出来ました。
いよいよ中身の確認です。当時のコードレスホン、当時の新聞、家庭用ゲーム機、ポケットベル、事業計画資料、自分へのメッセージ等、約90点近くのものが入っていました。それらを参加者でテープに並べ、それぞれの思いの中で感嘆の声をあげられ、懐かしさを皆さんで共有出来ました。
開封式典はあっという間に過ぎ「石川退職者の会」の才田会長のご挨拶と一本締めで閉会となりました。
私達も掘り起こしからの一連の皆さんの明るい表情を見ているだけで、幸せな気分となりました。このタイムカプセルは時空を超えた30年前からの幸せの贈り物のように思いました。当時、このような施策をされた関係者の皆さんに改めて感謝したいです。
タイムカプセルに入っていた物を皆さんに見て頂く機会を検討したいと思いす。
タイムカプセル埋設時の関係者集合写真(1990年当時)
埋設セレモニー(1990年当時)
以下の写真については、令和3年10月25日(月)に行われた開封式の模様です。
(取材を受けられるNTT奥田北陸支店長)
(NTT奥田北陸支店長 ご挨拶)
(NTT奥田北陸支店長と川守北陸電友会会長の「鍬入れ」)
重機によるタイムカプセル掘り出し
掘り出されたタイムカプセル
30年前の寄せ書きを広げる
掘り出された品を懐かしむ皆さん
「石川退職者の会」の才田会長の閉会のご挨拶
参加された皆さんでの記念写真