Dental-style

■■■ デザイナーの観点から歯科医院について考える ■■■

開業やリニューアルの際に役立つ情報を発信しています

スタイル-1

2005-07-11 10:36:27 | ●コラム
クリニックとしてこのような診療を提供したい。
あるいは患者に対してこのようなサービスや対応を提供したい。

では、そうするためにプランとしてどうあるべきか。
また空間としてどうあるべきか。

このような思考作業の結果に誕生するものが「style」だと考えています。

建築や内装といったハードだけで「style」は確立できません

治療やサービスと言ったソフトだけでも「style」は確立できません

SoftとHardが融合し一つの方向へ動き出したときに「style」が誕生するのだと思います


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パーテーション-2

2005-07-09 06:51:31 | ●診察室・レントゲン室

パーテーションに求められる機能について改めて考えてみました。
1.仕切りとしての機能
パーテーションとしての第1の機能。
仕切りの程度(仕切りの度合)をどの程度にするのかはパーテーションの印象のみならず診察室全体のイメージを印象付ける重要な要素です。
どの程度の仕切り具合なのか。透過性材料を使用するのであればどの程度透けるのかなどクリニックのコンセプトにより十分検討が必要な内容です

2.付加機能
(使われ方によって求められる機能)
・PC収納としての機能
デジタルレントゲンにした場合、各ユニットごとにPCが必要になってきます。各メーカーで専用の収納BOXを販売していますがデザイン的にも価格的にも・・・という商品が多いのでパーテーションと一体型として提案する場合が多いです。
・マウス操作台としての機能
PCの操作用です。
・医療器材の収納としての機能
小さな医療器材や口腔内カメラ等の小さな医療機器が収納できるちょっとした収納があると便利
・患者の手荷物収納としての機能
治療中の患者の手荷物を置いておける機能 ・患者の洋服掛けとしての機能患者の冬場のコートや上着をハンガー等で掛けておく機能

以上、一般的に求められる機能を記載しましたが、もし「こんな機能が欲しいな」「こんなのどお?」的なコメントをいただけるとありがたいです。

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パーテーション-1

2005-07-09 06:38:19 | ●診察室・レントゲン室
今まで歯科医院の設計をするたびにクライアントであるドクターを通じて数多くのクリニックを拝見しています。

しかしながら「これは素晴らしい!」と思えるパーテーションのデザインに出会ったことがありません。
機能的にもデザイン的にもバランスのとれたパーテーションとはどういったものになるのだろうか?

当然その回答はドクターの要望により変化するものですが
その回答を試行錯誤しながら追及していきたいと思います。


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エムズ歯科クリニック

2005-07-07 22:26:57 | ●クリニック紹介
■面積:約40坪
■ユニット台数:6台
■診療スペース:セミオープン(パーテーション)※個室1室あり
■消毒コーナー:オープン
■下足or上足:下足仕様(待合室・診察室共)
■URL:http://www.ms-dental.com/

私と歯科医院の出会いとなったクリニックです。荒井院長と共に細部に至るまで打合せを行いました。待合室は「安心感」を診察室は「清潔感」をとまったくデザインを変えました。
  



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最新設備

2005-07-06 12:48:22 | ●コラム
新しい歯科医院を手がけた際に友人や知人に写真でお披露目をします。
その時90%位の割合で言われることがあります。

「へー、今の歯医者ってこんななんだ!」

私の知人や友人は歯医者にご無沙汰な方が多いせいか内装もさることながら最新の医療設備に驚きを隠せないようです。

例えばデジタルレントゲン
「このモニターは何なの?」と必ず聞かれます。
レントゲン室で撮影した画像が現像作業なしですぐに各ユニットのモニターで確認できる。
素人の私たちにとっては画期的ですよね。
それでけでなく治療でモニターを使用していないときはDVD等の映像を見ることが出来る。
そのうち、人体に影響がない程の微弱なX線で患者が移動することなく各ユニットにてレントゲンの撮影が出来たりしてしまうかも?知れないですね??。


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保健所-2

2005-07-05 13:00:07 | ●開業・リニューアル全般

●待合室と診察室の区画について

【東京都○○区】  
 基本的に物理的な空間の区画が必要
 ガラスの扉での区画でもOK

【神奈川県○○市】
 基本的に物理的な空間の区画が必要 
 かつ、プライバシーの確保に配慮  
 故にガラスの扉での区画はNG

【神奈川県○○市】  
 基本的に物理的な空間の区画が必要  
 ガラスの扉については未確認

【千葉県】  
 特に区画に関する規定はなし  
 故に扉がなくてもOK

以上は私が現在までに指導された事実に基づいた内容です。
先述のとおり同じ自治体でも担当者により見解が違うことが多々あります。


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保健所-1

2005-07-04 21:02:07 | ●開業・リニューアル全般
クリニックを開設する際、保健所への開設手続きが必要となりますが
その際に平面プラン等についての建築的な指導を同時にされます。
この指導内容が自治体や担当者によって見解が違うことが多々あります。

なるべく早い段階に保健所との事前協議は済ませておいた方がベターです。
設計終盤での協議は大どんでん返しになる可能性もありますので・・・。

指導内容の実例は後程、別投稿にて。


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歯科医院をつくるということ-1

2005-07-04 03:14:32 | ●コラム

建築家やデザイナーは建物の規模や形状と予算が分かれば黙っていてもクリニックの図面が出てくると思っていませんか?
確かにそれだけの情報でも「図面」は作ることは出来ますが「クリニック」を作ることはできません。

まず、そのクリニックで何をしたいのか
どのようなクリニックにしたいのか
いわゆるホスピタリティ(クリニック)・アイデンティティが明確でないと真のクリニックを作ることは出来ません。
そんな中身のない器だけのクリニックが誕生し続けているのも事実だと思います。

建築家やデザイナーだけではクリニックは出来ません。
クリニック作りは設計者とドクターとのコラボレーションではないでしょうか。

そうすることで初めてオリジナルの「style」を持ったクリニックが出来上がるのではないでしょうか。


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コンセプト

2005-07-01 03:40:31 | ●このブログについて

縁あって幾つかの歯科医院の設計を手がける機会に出会い
歯科医院についていろいろと考えを持つようになりました。

デザイナーの観点から歯科医院を取巻く環境・デザイン等についていろいろと考えて行きたいと思っています。
新規開業リニューアルの際に役立つ情報を出来るだけ多く発信して行きます。

あくまでデザイナーと言う立場からの意見ですので現実的でない偏った意見もあるかも知れません。
そのような場合は私自身の成長のためにコメントをいただけるとありがたいです。

歯科医師の観点からの意見
歯科衛生士の観点からの意見
患者の観点からの意見

いろいろとお聞かせください。

そして、みなさんにとって有益なブログとなってくれると嬉しく思います。

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