人付き合いでチャリティーマラソンに誘われた。
何回か断っていたんだけど、いよいよ断りにくくなってきて
参加することにした。
しかしなぜこんなに走りたい人が多いのだろう。
そして一人でできるスポーツなのになぜ彼らは
一緒に走ることを求めてくるのだろう。
「バカは走るのが好き」みたいな格言生まれないかな。
そしたらもう少し競技人口が少なくなって
誘われることもなくなるのではないか。
少なくとも、少年時代はみんな長距離走が嫌いだったはずだ。
体育教師が「今日は持久走だぞ!」と言おうものなら
みんなして「えー!!」って嫌がってただろう。
あれは嫌なフリだったのか。
ほんとはものすごく興奮していたのか。
「もっと走らせてくださいっ。命じてくださいっ!」
ただのドMじゃないですか。
もう、会場異常に遠いし。県外よ。
開催時間早いし。
どうでもいいのに真剣に前泊しようかと考えたわ。
暗いうちに早起きして高速走ってド田舎の陸上競技場についたら
これがまぁ清々しい天気で
そこがまた腹立つ。
気持ち良すぎるだろ!
10年くらいちゃんと走ってないから
すごく手を抜いて走ったのに
んまぁ疲れること。
でも走り終わって芝生に寝転んでみて
気持ちいいな、こういうのも悪くないかなって
全然思わなかったね。
「もう二度とやらない」って思った。
だって別に走らなくても芝生に寝転んだら気持ちいいし。
前から思ってたけど長距離走は好きじゃないと再確認できた。
他の競技と違って、会場内で完結しないで
交通規制やなんやらで多方面を巻き込むのも
あんまり納得いってない。