先日打ち合わせが終了後、近所の某楽器屋に行ってみた。特にめぼしいものはなかったので帰ろうと思ったのだけれど、数年前から気になっているアーチトップを試してみた。いわゆる”フルアコ”って奴ですね。若い頃はオレの中では”フルアコ”もエレキギターの扱いでピックアップが付いてアンプで鳴らすものだった。どうやら(元々は)違うらしいってことを知ったのは実はここ15年くらい。海外のギター・ルシアー(個人製作家)たちがフルアコを作っているのを知った時だ。同時に海外のギター小売店でデアンジェリコやダキストのオリジナルやストロンバーグが物凄い金額で取引されているのを知った。それらにはピックアップが付いていない物が多くアンプで鳴らすことが考えられていない感じだった。”フルアコ”みたいな呼び名はなくてアーチトップとフラットトップでギターが区別されているのを知ったのもこの頃。それでも当時は”フルアコ”にはピックアップをつけるのが主流だった。ここ近年、個人ルシアーたちがクローズアップされるに連れアンプリファイドすることを第一に考えないアコースティックな音色を重視したフルアコ(アーチトップ)が地位を獲得していったような気がする。
さて、自分はあまりアーチトップには詳しくないしそんなプレイスタイルもない。それでも魅力的に見えた40年代のEpiphoneを弾かせていただく。トップはたぶんシトカ・スプルース、サイドバックはメイプル。ノンカッタウェイで指板のポジションマークには値段不相応にブロックインレイ。弾いてみると歯切れに良い音が塊で飛び出してきます。いい感じ。サステインは短すぎるかなという気もしましたが、40年代で値段15マンだにそこまで期待するのもかわいそう。木製のブリッジにピエゾ・ピックアップが仕込まれているのが少し残念な気もしました。無ければもう少し鳴りが良いのでは?
次にGibson L-48。50年代初頭に作られた個体です。これはトップとサイドがマホガニーでした。さすがにギブソン。広がりのあるサウンドでいわゆるきちんとした鳴りがあります。Epiphoneだと残響がないので歯切れよく弾いたり音数を多くしたくなりますが、これなら大丈夫。持ちます。マホガニーのおかげか明るい高域の倍音が広がる感じがあってでも意外に爽やか。個人的なイメージの”アーチトップ”はゴツンとした塊が飛び出してくる印象なのでEpiphoneの方が近いかな。ブロックインレイも気分です。しかも安い!
とはいえ自分のプレイの幅が全くついていけていないのでそこを磨くのが先決。ただし、なかなか楽しいですねアーチトップ。これからそちら方面も気にしてみようかな。
写真は憧れのモントリーネ。現代アーチトップのロールスロイスです。
さて、自分はあまりアーチトップには詳しくないしそんなプレイスタイルもない。それでも魅力的に見えた40年代のEpiphoneを弾かせていただく。トップはたぶんシトカ・スプルース、サイドバックはメイプル。ノンカッタウェイで指板のポジションマークには値段不相応にブロックインレイ。弾いてみると歯切れに良い音が塊で飛び出してきます。いい感じ。サステインは短すぎるかなという気もしましたが、40年代で値段15マンだにそこまで期待するのもかわいそう。木製のブリッジにピエゾ・ピックアップが仕込まれているのが少し残念な気もしました。無ければもう少し鳴りが良いのでは?
次にGibson L-48。50年代初頭に作られた個体です。これはトップとサイドがマホガニーでした。さすがにギブソン。広がりのあるサウンドでいわゆるきちんとした鳴りがあります。Epiphoneだと残響がないので歯切れよく弾いたり音数を多くしたくなりますが、これなら大丈夫。持ちます。マホガニーのおかげか明るい高域の倍音が広がる感じがあってでも意外に爽やか。個人的なイメージの”アーチトップ”はゴツンとした塊が飛び出してくる印象なのでEpiphoneの方が近いかな。ブロックインレイも気分です。しかも安い!
とはいえ自分のプレイの幅が全くついていけていないのでそこを磨くのが先決。ただし、なかなか楽しいですねアーチトップ。これからそちら方面も気にしてみようかな。
写真は憧れのモントリーネ。現代アーチトップのロールスロイスです。

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