正直に”いいな”と思った道の駅『湖北水鳥ステーション』は、「コハクチョウ・オオヒシクイ・オオワシ・カイツブリなどの水鳥たちが飛来し、目の前の景色は日本の夕陽百選に選ばれている。地元で採れた野菜や果物、近くの漁港で獲れた湖魚をつかった惣菜を中心とした農林水産物直売所と、地域の伝統料理を食べることのできる和風レストランが併設」と紹介されていた。
最近の道の駅は、地元の特色をアピールしながら創意工夫を惜しげもなく凝らして、新しい地域文化の華を咲かせようとしている。2017年4月時点で、国土交通省に登録された道の駅は全国に1117ヶ所ある。地方の活性化とかなんとか政治家は言っているけれど、こういった道の駅を側面からバックアップしていけば、結構な地場産業の育生や村おこしになると思うのだが、支援が尻切れトンボのような気がしてならない。
港には海の駅と言うものがある。これなど、勝手に登録して高い施設利用料をふんだくるエゲツナイ駅が全国に横行している。国のやることは何とも情けない事業が多い。民間では考えられない発想しかできないのが原因だが、現行の体制ではどうにもならない。構造改革など大ぼらを吹く前に、役所の体制を変えたら簡単に改革できるだろうにと思う。