錦秋湖めぐりラン

11月中旬に北上線フリーデーなるものがあった、その時計画した紅葉(もう終わってるか？)ジョギングツアー、沿線の観光スポット、錦秋湖を巡る。春に錦秋湖マラソンを走ったけど、和賀川沿いで全然錦秋湖沿いじゃなくて不満もあったし。
当日朝、濃霧。観光にはいまいち(雨にならなければいいけど)。しかし西和賀町に着く頃には晴れる。紅葉もまだいい感じ、紅はなくなったけど、黄色はまだまだ。
駅を出るとすぐに国道107号、これをひたすら西に向かう。右手に山の紅葉、左手に渓谷。
少し行くと湯田ダム、和賀川をダムで堰止めてできた人工湖が錦秋湖、ということは、かつて集落があって、湖に沈んでしまったという思われる。
JR北上線と国道107号は湖の反対側を走る。北上線からとはまた違った錦秋湖を楽しんだ。さらに紅葉とまだ少し残る朝霧、まさにザ・田舎の幻想的なパノラマを楽しみながら走る。
いやもう、ほかにさえぎるものもないし(特に国道側は山際で構い人家もない)、観光客もいない、景色を独占してる贅沢感がたまらない。マイカーで通る人もいるけど、運転中のよそ見じゃ楽しめないでしょ。
山際を走るので、正式なトンネルだけでなく、スノーシェッド(雪避けトンネル)もたくさんある。
そして最後にもう一度、北上線側に戻る橋。端の上からの風景がまた絶景。
橋を渡ってしまえば、もうゆだ錦秋湖駅はすぐ。しかし、たち寄ろうと思っていた日帰り温泉、穴ゆっこが見つからない。仕方ない、畑仕事をしている地元の人に尋ねたら、春頃には廃業して建物も取り壊されたとのこと。結末がなんとも残念だが、とりあえず西和賀の紅葉を満喫できた素晴らしい旅ランだった。