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200k into the future

タイムイズマネー

来るべき日

2006-08-25 23:59:18 | プロレス
昨日行われた新宿FACE大会に続いて、本日は後楽園ホールでZERO1-MAX。

本日もデジカメ忘れのため、テキストのみでお送りします(´ー`;)

第1試合
GENTARO、×浪口修
vs
○ビリー・モレノ、オージー・オズボーン

試合の主審を務めたNWAレフェリーのMr.フレッドが怪しい外人2人組に味方。
2人同時リングインを見逃して注意しないため、GENTARO組は浪口が攻め込まれて苦しい展開。
もちろん外人組がフォールすれば高速カウント、日本組には低速カウントで会場からはブーイング。
しかし、GENTAROのアシストを受けて浪口がジャーマンを決めると、機転を利かせたGENTAROがフレッドの手を取って、無理矢理3カウントを取らせる(笑)
一度はこれでゴングが鳴らされたものの、結局、フレッドの抗議で裁定が無効となる間に浪口がフォールされ、超高速3カウントで試合が決まった。
いや、一番目立ってるのがレフェリーって時点で、どうかと思うわw


第2試合
不動力也、×高西翔太
vs
臼田勝美、○原学

前日の団体対抗戦後のアピールを受けて、急遽組まれたカード。
この試合で注目していたのは、キングスロードが活動停止してZERO1-MAXに入団した高西翔太。
彼の試合を見るのが今回初めてだったので、団体対抗戦とかいうよりも彼がどんな選手かを見るのが楽しみだった。
キック、掌底、間節技と相手のパターンにつかまり、苦しめられていたけど、会場、そしてリングアナのオッキーから檄を飛ばされて頑張ろうとする姿勢にフレッシュさが溢れていた。
最後は原にハイキックからジャーマンを食らってフォールされてしまったけど、キャリアが違うのだから、勝てなくて当然といえば当然。
それより停滞気味のZERO1若手選手に活を入れる存在になってくれたら、と思います。
てか、新人相手に勝って「誰とでもやってやる」とかアピールしてるBML勢が、そんなレベルでいいの?って感じ。


第3試合
○宮本和志 vs ×ランジェリー武藤

相変わらず出てくるだけでブーイングされる宮本。
シャイニングウィザードも失敗するし、試合も結局ランジェリーの独壇場。
5番勝負を通して、まずは観客を楽しませる事の出来るレスラーになってください。

第4試合

○佐藤耕平、崔領二
vs
×本間朋晃、橋本友彦

耕平&領二、ようやくバランスが取れるくらいになってきたのかなという印象。
やはり、全身に自信のようなものがみなぎっている現在の崔領二は、去年とはまるで別人のようだ。
橋本友彦は初めて見たけど、技に迫力があって面白そうな選手ですね。
来月の後楽園で決まった、耕平とのUNヘビー級選手権は見応えがありそうだ。


第5試合

○大森隆男、中西学
vs
×大谷晋二郎、田中将斗

Mr.フレッドが出てきて炎武連無びいきのジャッジを連発。
その時点で、フラグ立ってるのが見えた気がする。
老舗団体が絡むと、いろいろと大変だなぁと感じた試合。
ワシントン条約だからね。
それ以上語る事ありません。

セミファイナル
高岩竜一、×佐々木義人、タイガー・エンペラー
vs
菅原拓也、景虎、ブラック・エンペラー

半分は天下一Jr.に出て無い人達ですが、天下一Jr.スペシャルマッチ。
終始、エルドラド組の連携の良さが目立った。
今日も義人に勢いが無く、またしても菅原に十三不塔でかつがれてフォール負け。
上り調子だった頃の面影は全く無く。。。


ファイナル
日高郁人、×藤田ミノル
vs
○アレックス・シェリー、クリス・セイビン

ぶっちゃけ、今日はこの試合だけでよかった。
前日の試合で持てるポテンシャルの高さを見せつけていたTNAコンビ、間違いなく合体ロボのNWA防衛ロードで最強の挑戦者だと思う。
それに加えてNWAのタイトルマッチということで、間違いなくMr.フレッドによる不公平なジャッジが行われるだろうと思っていたが、フレッド負傷のため阿部レフェリーが試合を裁くことになったのはうれしい誤算だった。
試合はシェリーが日高に対して敵意をむき出しにして、2人のハイレベルな攻防からスタート。
前日はグラウンドレスリングをほとんどしなかったシェリーだったが、やはり日高を翻弄するほどのテクニックは健在で出だしから苦戦を強いられる。
日高・藤田組はいつも通りのチームワークで、挑戦者チームにうまく攻撃を仕掛けて流れを切り替えようとするが、挑戦者チームの多彩で強烈な合体攻撃を受けると後が続かず、どんどんダメージが蓄積する。
それでも合体ロボDDTを決め、日高がセイビンに対してスワンダイブ式の低空ドロップキックからショーンキャプチャーを狙う。
これは潰され、セイビンが日高ばりのアイルビーバックを見せるが、日高は本家アイルビーバックからショーンキャプチャーをがっちり決めた。
ミノルもシェリーをBONEYARDで捕まえて、ギブアップ寸前まで追い込んだがセイビンにロープに逃げられてしまった。
最大のチャンスを逃した合体ロボ、その後もミノルがサスケだましセグウェイを決めるがまたも返されてしまう。
リング上はシェリーとミノルの戦いになり、シェリーはミスティフリップを狙う。
これは凌いでミノルがフランケンシュタイナーを決めようとしたが、ここでシェリーが再度ミスティフリップを仕掛け、ミノルはもろにこれをくらってしまった。
分断されていた日高がリングに駆け寄ろうとするが、セイビンにがっちり押さえられている間にシェリーがフィニッシュムーブのシェルショックを決めて、3カウントが取られた。

ついに、日高・藤田組王座陥落。。。
昨日セイビンvsシェリー戦を見た時に頭をよぎった事が現実になってしまった。

パワー負け?
いや、ヘビー級と戦って勝っている2人だから、それはないと思う。
もしGHCを取った直後にやっていたら、また結果も変わっていたのか?
そんなことも考えてしまう。

ただ、30分近くに及ぶ激しい試合だったけど、試合後のTNAコンビにはまだ余力が残っていた感じがする。
試合中も日高・藤田組が追い込まれる場面の方が明らかに多かった。
そう考えると、今回の負けは僅差だったとは言い難い。

GHCを失って、NWAも獲られた。
きっと、そういうタイミングなんじゃないか、と思う。
得たものはいつか必ず失う日が来る。
栄冠を維持していくには何かが足らなかった。

けど、その足らなかったものが何なのか見つかったら、日高・藤田組はさらに上に行けるはず。
ていうか、こんな事で終わる2人じゃないと信じてます。
また1から積み上げてタッグの新たな歴史を築いていってください。

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