ZERO1-MAXのジュニアトーナメント「天下一Jr.」の初日を観戦するため、仕事終了後に新宿FACEへ。
昔よく通っていた新宿LIQUID ROOMだったところを改装して作られたのがFACEなので、自分にとっては初めて来たのに既視感たっぷりという妙な会場だった。
以下、デジカメ忘れたのでテキストのみで試合の感想。
第1試合
○GENTARO vs ×ビリー・モレノ
ル○ー・モレノの親戚、かどうかは分からないがビリー・モレノはパワーで押していくタイプ。
序盤はテンポよく攻め込んでいたが、一瞬のスキを突いてGENTAROがクラッチを決めて勝利。
第2試合
×オージー・オズボーン vs ○佐々木義人
いかがわしさたっぷりの見た目とは裏腹に、フィニッシュムーブで空中技を持ってたりして意外にテクニックのしっかりしているオージー・オズボーン。
そんなオージーの動きに翻弄されてた義人でしたが、終盤、一気にパワーで押し切ってアルゼンチンコースターで3カウント。
第3試合
○クリス・セイビン vs ×アレックス・シェリー
開催直前にカード変更され、いきなり直接対決となったTNAコンビの試合。
まずびっくりしたのは、以前見た時は技巧派の印象が強かったアレックス・シェリーが一回り大きくなって、パワーも身に付けていたこと。
試合でもシェリーは絶妙のテクニックと駆け引きで終始ペースを握っていた。
が、セイビンはシェリーの大技をことごとく2カウントで返すと、畳み掛けてフィニッシュホールドのクレイドルショックを決めて3カウントを奪った。
セイビンは派手さこそないが、一発ごとの技に重みがあって恐ろしいくらい極めが強い。
明日は、こんな2人がタッグ組んでNWAのベルトに挑戦するんだから、日高・藤田組は簡単には防衛できないと思いましたね。。
第4試合
○藤田ミノル vs ×日高郁人
こちらもカード変更でいきなり直接対決となった、合体ロボコンビ。
ゴング開始と同時に日高が野良犬ハイキックでミノルをあわや3カウントという状態に追い込む。
そのまま一気に決めようとする日高のミスティフリップを逃れたミノルは、得意のサスケだましセグウェイ、と思いきや、そこから意表を突いての変形クラッチ!
見事に裏をかかれてこの技で3カウントを奪われてしまった日高は、信じられないといった表情で起き上がると、リングを叩いて本気で悔しがる。
あれだけ悔しさを剥き出しにしている日高は初めて見た。
それだけ天下一Jr.にかける思いが強かったんだろうし、それゆえの奇襲ともとれるハイキックで勝負に出たんだろう。
ただ、それは相方のミノルも一緒だったと思うし、今回はミノルの作戦勝ちだった。
後味のいい内容ではなかったけれど、お互いの必死さが伝わってくる試合でした。
第5試合
大谷晋二郎、○崔 領二、高橋冬樹
vs
村上和成、臼田勝美、×原 学
ZERO1-MAX vs BML 団体対抗戦。
お互い潰しあいといった感じの殺伐とした空気感の中で、観客や大谷に檄を飛ばされながらも冬樹がよくがんばっていたと思う。
普段からあれくらいの気迫を出して試合すれば、出場停止にならないよ。
そして、村上とのミドルの打ち合いで競り勝っていた領二が頼もしく感じた。
やっぱり今ZERO1-MAXで一番勢いに乗っている男は彼なのかもしれない。
セミファイナル
○高岩竜一 vs ×GENTARO
序盤、場外でトペを受ける際にヒザを痛めた高岩に対して、足四の字や黒田の哲っちゃん譲りの鉄柱打ちつけ攻撃、ニークラッシャー、ドラゴンスクリューと徹底的にヒザ攻めをしかけるGENTARO。
高岩は逆水平やラリアットで流れを引き戻そうとするが、パワーボムやデスバレーボムといった決め技をうまく潰すGENTAROに追い込まれ、STF→FTSでギブアップ寸前になる場面も。
しかし、最後はパワーボムの体勢からGENTAROをコーナーポストへ打ちつけた高岩が、雪崩式デスバレーボムを決めて辛勝。
この日2試合目だったにも関わらず、幾度となく見せ場を作ったGENTAROには会場からも大きな拍手が贈られた。
個人的にもこの日のベストはこの試合だったと思う。
ファイナル
○菅原拓也 vs ×佐々木義人
以前4団体認定ジュニアベルト戦で菅原の策略にハマッて敗れている義人にとってはリベンジ戦。
だったのだが、義人に勢いがないのが目に付いた。
パワーファイターのはずなのに、パワーでも菅原に押され気味。
2試合目だとか、そんな事ではなく、去年優勝したときにはあって現在は無い何かが確かに存在した。
結局、最後まで試合のペースを握ったままの菅原に十三不塔でかつがれてフォール。
これが勢いの差というものか。。。
ZERO1-MAXの会場に足を運ぶのは実に半年ぶりくらいだった。
半年も見ないと、確実に変化してるものがある。
特に、ここ最近色々な所に参戦して経験を積んでいる選手の成長が著しいな、と感じた。
新宿FACEはリングも近くて、いい大会でした。
昔よく通っていた新宿LIQUID ROOMだったところを改装して作られたのがFACEなので、自分にとっては初めて来たのに既視感たっぷりという妙な会場だった。
以下、デジカメ忘れたのでテキストのみで試合の感想。
第1試合
○GENTARO vs ×ビリー・モレノ
ル○ー・モレノの親戚、かどうかは分からないがビリー・モレノはパワーで押していくタイプ。
序盤はテンポよく攻め込んでいたが、一瞬のスキを突いてGENTAROがクラッチを決めて勝利。
第2試合
×オージー・オズボーン vs ○佐々木義人
いかがわしさたっぷりの見た目とは裏腹に、フィニッシュムーブで空中技を持ってたりして意外にテクニックのしっかりしているオージー・オズボーン。
そんなオージーの動きに翻弄されてた義人でしたが、終盤、一気にパワーで押し切ってアルゼンチンコースターで3カウント。
第3試合
○クリス・セイビン vs ×アレックス・シェリー
開催直前にカード変更され、いきなり直接対決となったTNAコンビの試合。
まずびっくりしたのは、以前見た時は技巧派の印象が強かったアレックス・シェリーが一回り大きくなって、パワーも身に付けていたこと。
試合でもシェリーは絶妙のテクニックと駆け引きで終始ペースを握っていた。
が、セイビンはシェリーの大技をことごとく2カウントで返すと、畳み掛けてフィニッシュホールドのクレイドルショックを決めて3カウントを奪った。
セイビンは派手さこそないが、一発ごとの技に重みがあって恐ろしいくらい極めが強い。
明日は、こんな2人がタッグ組んでNWAのベルトに挑戦するんだから、日高・藤田組は簡単には防衛できないと思いましたね。。
第4試合
○藤田ミノル vs ×日高郁人
こちらもカード変更でいきなり直接対決となった、合体ロボコンビ。
ゴング開始と同時に日高が野良犬ハイキックでミノルをあわや3カウントという状態に追い込む。
そのまま一気に決めようとする日高のミスティフリップを逃れたミノルは、得意のサスケだましセグウェイ、と思いきや、そこから意表を突いての変形クラッチ!
見事に裏をかかれてこの技で3カウントを奪われてしまった日高は、信じられないといった表情で起き上がると、リングを叩いて本気で悔しがる。
あれだけ悔しさを剥き出しにしている日高は初めて見た。
それだけ天下一Jr.にかける思いが強かったんだろうし、それゆえの奇襲ともとれるハイキックで勝負に出たんだろう。
ただ、それは相方のミノルも一緒だったと思うし、今回はミノルの作戦勝ちだった。
後味のいい内容ではなかったけれど、お互いの必死さが伝わってくる試合でした。
第5試合
大谷晋二郎、○崔 領二、高橋冬樹
vs
村上和成、臼田勝美、×原 学
ZERO1-MAX vs BML 団体対抗戦。
お互い潰しあいといった感じの殺伐とした空気感の中で、観客や大谷に檄を飛ばされながらも冬樹がよくがんばっていたと思う。
普段からあれくらいの気迫を出して試合すれば、出場停止にならないよ。
そして、村上とのミドルの打ち合いで競り勝っていた領二が頼もしく感じた。
やっぱり今ZERO1-MAXで一番勢いに乗っている男は彼なのかもしれない。
セミファイナル
○高岩竜一 vs ×GENTARO
序盤、場外でトペを受ける際にヒザを痛めた高岩に対して、足四の字や黒田の哲っちゃん譲りの鉄柱打ちつけ攻撃、ニークラッシャー、ドラゴンスクリューと徹底的にヒザ攻めをしかけるGENTARO。
高岩は逆水平やラリアットで流れを引き戻そうとするが、パワーボムやデスバレーボムといった決め技をうまく潰すGENTAROに追い込まれ、STF→FTSでギブアップ寸前になる場面も。
しかし、最後はパワーボムの体勢からGENTAROをコーナーポストへ打ちつけた高岩が、雪崩式デスバレーボムを決めて辛勝。
この日2試合目だったにも関わらず、幾度となく見せ場を作ったGENTAROには会場からも大きな拍手が贈られた。
個人的にもこの日のベストはこの試合だったと思う。
ファイナル
○菅原拓也 vs ×佐々木義人
以前4団体認定ジュニアベルト戦で菅原の策略にハマッて敗れている義人にとってはリベンジ戦。
だったのだが、義人に勢いがないのが目に付いた。
パワーファイターのはずなのに、パワーでも菅原に押され気味。
2試合目だとか、そんな事ではなく、去年優勝したときにはあって現在は無い何かが確かに存在した。
結局、最後まで試合のペースを握ったままの菅原に十三不塔でかつがれてフォール。
これが勢いの差というものか。。。
ZERO1-MAXの会場に足を運ぶのは実に半年ぶりくらいだった。
半年も見ないと、確実に変化してるものがある。
特に、ここ最近色々な所に参戦して経験を積んでいる選手の成長が著しいな、と感じた。
新宿FACEはリングも近くて、いい大会でした。