goo blog サービス終了のお知らせ 

徒然なるままに

子供の頃から活字が好き。読んだ本のこととか日々の暮らしの中で感じたことを綴っていきます。

下流の宴

2009年03月04日 | 今朝の新聞から
2月で朝刊の長期連載された「許されざる者」が終わった。
結局、誰が許されざる者か?はあまりよくわからなかった。
最初のころはなじめなく読んでなかったからだろう。

そして3月から、林真理子女史の「下流の宴」が始まった。
私はこの人の文章の大ファン。図書館に並ぶこの人の単行本はほぼすべて読んでいる。ちょっとシニカルな見方もうまい。こどもを生み育てていることにより、今回のような作品にも手が出せるようになったと思う。
こどもをもったことのない女性作家が子供を描写するとそこには子供のもつ息吹が感じられないと感じる。

この人がまだまだこんなに売れてない昔、田辺聖子女史が、最近の女性作家のうちぴか一の文章を書く褒めているのを読んだ事がある。
本人は結構マスコミや週刊誌に登場していたので軽く見られがちだけど、いやいやなかなかの洞察力を持っていると思う。それを無駄のない文章で表現する。
第一日目から楽しみになった。
上流に対しての下流、大卒高学歴が上流なら、中卒は下流?
平凡な主婦として、また言うなりになってくれない息子を持つ母として今から目を離せない。林真理子侮るなかれ。

彼女のブログはこちらから

最新の画像もっと見る

4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
下流の宴 (久子)
2009-03-04 21:57:53
sakkoさんこんばんは。
私もこの小説楽しみに!朝刊を開いて
一番に読み出していました!
私は斜め読みをしてしまう
悪い癖がありますが何度も読んで
一日が始まっていたの。
自分の子育ても振り返ることできるかなって。
すーーと読めるのがうれしくて。
いろいろ思うことがいっぱいあった
この何十年だったから・・・

返信する
一緒なんだ (sakko)
2009-03-04 22:22:15
久子さん
そうだよね。すごい楽しみだよね。
ほんとすんなり入ってくる文章だよね。
共感がすごいある。
返信する
はじめまして (ビル・エヴァンス)
2009-03-16 22:17:59
突然、お邪魔してスイマセン。
俺も「下流の宴」 毎日読んでいます。

新聞の連載小説はどれも長続きしなかったのですが(笑)、今回は最後まで読めそうです。

林真理子の小説は今まで読んだことなかったので、これからも楽しみです。
返信する
どうぞよろしく (sakko)
2009-03-16 22:26:57
ビル・エヴァンスさま、はじめまして。外国の方ではないですよね?(笑)
この30数年、新聞連載で記憶に残る小説は結構あります。
この作家はなかなか面白いですよ。買うより図書館ですけど(^_^.)
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。