今日は(もう昨日)父のところに行きました。
だんだん背が低くなってしまったので、短くしてほしいと先回行った時にスラックスを3本預かっていました。寮母さんがやってくださるというのですが、遠慮しているのか私にやってほしいのか・・・
若いころの私は何でもやりたくて、習いたくて、いろんなことをやりました。
母に「飛びつき蛙」とよく揶揄されました。(^^ゞ
浅く広く・・・何も物になりませんでした。
でもその中でも、洋裁だけは夜間の教室に二年間あまり本当に一生懸命通いました。いろんなものを縫いました。
おばちゃん先生が、これだけはマスターしなさいとスラックスのすそ上げの本格的なやり方を教えてくださいました。
結局その後の長い人生では、既製服のほうが安上がりでかっこよくって、自分の服を作ることなどまったくしませんでした。
娘たちが子供のころはおそろいの胸当付きのスカートを作ったりして楽しみましたが、やがて既製服ばかりに・・
でも習ったことはコツをつかんでいると言うことになるのか、結構役立つものです。
バザー製品作りなどにも裁ち方やアイロンのかけ方、縫い方等結構役立ちました。
一番はすそ上げ。
ただでやってもらえるときはやってもらいますが、また取りに行くとか待つとかが面倒で、たいていは持ち帰りロックをかけて千鳥がけでまつります。
コツは前と後ろに長さの差をつけること。
踵のほうは5ミリ長くします。
夫のスラックスをいったい何本直したことでしょうか。
一番役に立った習い事かもしれない。
息子に先立たれて一人になってしまった92歳の父は老人ホームにいます。
切ってロックをかけて裁縫道具を持ってたずね、寸法をあわせてまつりました。
耳の遠い父と、買ってあげた集音器をつかって会話しながら3本のスラックスをまつりました。ゆったりとしたひと時・・
一生をやりたい放題ですごしてきた父を許せないけれど、もうすべて許して労わらなくてはいけないなと自分に言い聞かせながらひと針ひと針・・・。
父の孤独を思いながらも、人間はみんな孤独で一人なんだよと心に思う私です。
だんだん背が低くなってしまったので、短くしてほしいと先回行った時にスラックスを3本預かっていました。寮母さんがやってくださるというのですが、遠慮しているのか私にやってほしいのか・・・
若いころの私は何でもやりたくて、習いたくて、いろんなことをやりました。
母に「飛びつき蛙」とよく揶揄されました。(^^ゞ
浅く広く・・・何も物になりませんでした。
でもその中でも、洋裁だけは夜間の教室に二年間あまり本当に一生懸命通いました。いろんなものを縫いました。
おばちゃん先生が、これだけはマスターしなさいとスラックスのすそ上げの本格的なやり方を教えてくださいました。
結局その後の長い人生では、既製服のほうが安上がりでかっこよくって、自分の服を作ることなどまったくしませんでした。
娘たちが子供のころはおそろいの胸当付きのスカートを作ったりして楽しみましたが、やがて既製服ばかりに・・
でも習ったことはコツをつかんでいると言うことになるのか、結構役立つものです。
バザー製品作りなどにも裁ち方やアイロンのかけ方、縫い方等結構役立ちました。
一番はすそ上げ。
ただでやってもらえるときはやってもらいますが、また取りに行くとか待つとかが面倒で、たいていは持ち帰りロックをかけて千鳥がけでまつります。
コツは前と後ろに長さの差をつけること。
踵のほうは5ミリ長くします。
夫のスラックスをいったい何本直したことでしょうか。
一番役に立った習い事かもしれない。
息子に先立たれて一人になってしまった92歳の父は老人ホームにいます。
切ってロックをかけて裁縫道具を持ってたずね、寸法をあわせてまつりました。
耳の遠い父と、買ってあげた集音器をつかって会話しながら3本のスラックスをまつりました。ゆったりとしたひと時・・
一生をやりたい放題ですごしてきた父を許せないけれど、もうすべて許して労わらなくてはいけないなと自分に言い聞かせながらひと針ひと針・・・。
父の孤独を思いながらも、人間はみんな孤独で一人なんだよと心に思う私です。
娘が側ですそ直しをやってくれている。
会話しながら針をもつ自慢の娘
なんともゆるやかに流れるとき・・・。
60才で逝ってしまった父に少し思いをはせました。
死ぬ死ぬとすぐ言うので、「もう92だもん、いつ死んでもいいんじゃないの。そんなこと気にしないで。死ぬときは死ぬ!」って言うの。ひどい娘でしょ。
でもねほんと自分さえよければいいという人だったので、自分のやってきたことの報いは自分が負うて行かねばならないと思うんだ・・
でもね、かわいそうになるし・・それが「血」ってことね。
すべては自分にかえってくると言っていましたが、そのとうりだと思います。
これってgooのブログでしょう、こんなに清々しく編集できるんですね。
お写真のセンスの良さもかねがね感心していましたが、その同じセンスがこのブログ全体にも生かされているようで、とても羨ましく思いました。
また、時々寄させて頂きます、よろしく
コメントに気づかずすみませんでした。
うれしかったです。
届くとよいのですが、時間が経ちすぎていますね。またこのブログをたまには書きたいと思います。
ありがとうございます。
いつも褒めていただいて子供でもないのにうれしくて。
私もなねさんのblog、少しずつ読まさせていただいています。
コメントが一回だけ入ったのですが、あとはなんだか書けなくて・・どうしててなんでしょうね。