モイカ曳きでもお世話になってる同僚で蒲江元猿が実家のY田君所有Boatで、釣りしたあと船底掃除をしようと職場の先輩Y脇さんと昨年の暮れから計画していたが、GWも3人の日程があわず延び延びになっていたところ「ホゴが釣れだしたからどうお?」のお誘い。26日の日曜日にクラブキザクラの春季磯釣り大会が米水津で開催予定で、前日の土曜ならならそのまま前夜祭に突入できるんで都合がいいと1週間延期してもらって5月25日(土)ホゴ釣りが実現。
50号210中通竿にPE3号を巻いた両軸クリールをセットし、ハリス7号にタイ針9号の枝スを2本つけた胴付仕掛けを3セット作って家をAM2:30出発。夜明けとともに出港できるようAM5:00係留場所の元猿港に集合です。向こうにの対岸にはウキ流しでお世話になった誠漁丸が係留中、ずいぶんご無沙汰してますが中浜船長ゲンキかな..?
ポイントは元猿沖の三つ子礁の手前。操船はもちろん、わが庭のY田君!一日おんぶに抱っこで気軽に釣りが楽しめます、そこで思わず缶ビールがシュポッ!!お神酒献上し本日の安全と釣果を海の神様に祈ります。キラキラと水面が光り気持ちいィー!、無風・べたなぎで最高の釣り日和です。

地元蒲江の河内出身の先輩Y脇さんもシュポッ!。前日から実家に帰ってていとこ達と酒宴開いたとか。飲みすぎたー向かい酒じゃと快調です。生きのいいキビナゴ用意していただいてありがとうございます。あまりの生きの良さに、酒のアテに食べたくなって帰りかって帰りました(^_^;)。おまえはホゴと同類か~!!

船長の「サー」ことY田君は、操船しながら早くも1匹目GET。中高校生のころから櫓船でこのあたりまで来ていたらしく瀬を知り尽くしてます。人柄の良さは天下一品、温厚で物静か、口調はほんわか!暮れのモイカシーズンになると毎週のように誰かかれかに引っ張り出されて大忙しです。

1匹目からの良形に「今日はいいよ!」ってご満悦。

先輩のY脇さん、さすが地元です。竿なんて使いません!子供のころから親しんだ手ヤマです。 コツコツ・・キタヨ!ほらキタ!で良形GET。えさのキビナゴと比べてください、見事な形です。見事な糸さばき!これがまた絵になってます。

で、わたしも続けとばかりに微当たりを捉えて上がってきたら・・・・マイクロミニホゴ(^_^)v。
エサのキビナゴより短いんじゃない!、ようこんな当たり取れたもんだと関心関心。

あまりのかわいさにキスしてると・・大きくなりました。・・・なんてウソウソ。(おトーちゃん・おカーちゃんのところへ返してやりました。

船竿改造して作ったタモ、使って見たくて釣れたホゴを網に入れ戻してパチリ!。ちょうど建網から飛魚が流れてきて10匹ほど掬いました、ラッキー役にたったど~!!。アゴダシとれるようにトビウオ干し網で干物にしてみます。

赤ハタ釣りテー!、たぶん釣れるわー!と言ってたY田船長、ホントに釣っていました。高級魚でなかなか魚屋にもで回らないらしく、私が頂いて帰りました、甘くて弾力があり超美味でした。(^_^)v>。

こちらのグロテスクな顔は、これまたおいしい高級魚「オコゼ3兄弟」。背びれに毒があるんで針はずしの時は口元を掴むか、肴バサミで背びれチョキチョキしたあと掴みましょう。
から揚げに最高の根魚です。
4パック用意したエサのキビナゴが無くなったAM11時過ぎに納竿です。

本日の釣果です。Boatのイケマの蓋いっぱいのホゴ・ホゴ、!!。
ダツまで船長のサー君が釣って、大漁です。

自宅に戻って測ってみると最大32cmのビッグサイズ筆頭に15匹、大漁です。豊かな蒲江の海に感謝!、そして笑いながら楽しい釣りをさせてくれたY田君・Y脇さんに感謝・感謝。今度は暮れのモイカですね。よろしくお願いいたします。

十分にホゴ釣りを楽しんだ後は、初体験イベントのカキ落しの船底掃除です。
元猿港の一番奥へ船を進め、船揚げ場のスロープへ。船底に材木を噛ませながらBoatを引っ張りあげます。地元の猟師のおっちゃん達から「ガンバレー」の応援受けながら、うまく引き潮の最干潮を利用して船底全体が現れるよう片側から固定していきます。
大型のスクレイパーで、ガリガリと付着しているカキをコサギ落としていきます。これだけカキが付着していると相当な抵抗を受けて船足が遅く滑らないそうだ。必然的に燃料も食うことになる。スクレイパーで根気よくゴリゴリ・ガリガリ!。

片方をキレイに落とした後は、反対側の船底が見えるほど押し上げて固定し、またまたガリガリ・ザクザク!。船底のキールまでキレイに落ちました。船底が乾くまでしばらく休憩です。Y田君の母さんで民宿ヨシダのおばちゃん手作り弁当(かまえ道の駅で売ってます)をご馳走になります。

ずっとかがんで同じ体勢なんで腰が痛たい!、3人とも腰が痛てー!を連発。やっぱ年だね!。寝っころがって腰を十分伸ばしたところで、さあ仕上げのペンキ塗りです。ペタペタ・ペタペタ!手にも服にもペンキがペタペタ。

白い部分との境にはったマスキングテープをはがすときれいな輪郭が現れて見事に仕上がり見違えるほどです。

完了です!。
船底塗料にはカキ付着防止剤が入ってるのかペンキを塗らないと落としただけじゃすぐカキが付着するそうです。これでしばらくはキレイな船底のまま走れるとうれしそうです。いつも乗っけてもらってばかりなんでちょっとしたお返ししたつもりなのに感謝されて気持ちいいですね。

Y田船長、暮れのモイカシーズンになったらまたY脇さんと乗っけてください。秘儀ケサギリチョップでキンコウイカまたまた釣ってみたいもんです。よろしくお願いします。