磯に魅せられた白髪のカーネル釣行記

満天の星空と繰り返す波の音に癒され、50cm越えの尾長グレをいつの日にかと夢見るおじさんの釣行記。(プラス家庭菜園も)

H26'G杯がま磯(グレ)初参戦で米水津Ⅰへ

2014-10-27 | 磯釣り

10月26日(土)、G杯争奪がま磯(グレ)選手権の予選会が米水津で開催されへ初参戦してきました。

釣具のイブ春日店で、磯釣りの指南役でもありブロガーでもあるGFGメンバーのごっちゃんさんにG杯へ『一緒に参加しましょう』と誘われ、『G杯なんて敷居高いですよ』とビビリながらも、『ちょっと有名処が出てきますけど、普通の大会と一緒ですよ!』の一言に背中を押され、夢ステージへの憧れも少しあって意を決して申し込むことに。

9月上旬、がまかつ社から来ました届きました茶色い封書。米水津Ⅰ(土)への参加資格:選手受付表25番が自宅へ。2人とも140名の参加者枠内に当選したことをメールで確認します。今月の池永教室で、いっしょに申し込んだGFGの宇都宮クン、豊後大野市の衛藤さんも当選、まずは予選会に参加できることに喜び、当日の健闘を誓います。全員、トウゴロイワシ対策を池永さんから教えて頂いたんでバッカンに忍ばせていきますねゼッタイ!(笑)。

 

 

 開催日の0時30分、待ち合わせの戸次のイブでごっちゃんさんの車に荷物を積み換え佐伯を目指します。

2時前小浦港の広場に到着、すでに北九州・熊本・宮崎はもちろん山口・鹿児島ナンバーの車もいます。G杯本戦に出場するため、複数の予選会会場にエントリーして出場資格のある表彰台を目指す実力者が多いそうです。全国大会に出場できる実力者でも、まずは予選会への参加:選手受付表が届かなければスタートラインに立てない。予選会は昔はトーナメント方式だったそうですが、現在は船内1位を競う大会形式のため、腕だけでなくイイ磯かB級磯に上がれるかで釣果は大きく変わるため多分に運にも左右されます。G杯全国大会出場のきびしい道・過程が察せられます。そんな大会の雰囲気を端っこのほうですが参加でき感じられたことに感謝してます。イイ経験させて頂きました、マワリはガマラーばかりで緊張感が半端ないです。

AM3:00から受付開始。渡船と渡礁順を決めるくじ引きで”長伸丸2番”に決定、1番便です。早々に着替えと準備を済ませ船付前に荷物を運びます。AM3:45から高薗名人による大会挨拶・ルール説明があり、25cm以上5尾の総重量の検量規定が発表されました。(去年は10匹だったらしい・・・・・去年じゃなくてよかったょ~!)

AM4:00出港、大会役員の池永さんの指示で荷物を積み込みます。

船は沖の観音を過ぎて鶴見崎灯台に向かって進んでます、半島まわりか・・・。最若番の1・2番から渡礁なので舳先へ荷物を移動させておきます。最初にサーチライトで照らされた岩場は”ワニのハナレ”ですがウネリのため潮が被ってて上がれそうもなく断念、回り込んだ奥の岩場:ワニのオク?らしきに瀬付です。

同礁者は鹿児島がら7時間かけて一人でやってきたガマラー上田さん。挨拶した後、お互い一睡もしていないことから開始時間の6:30までの2時間ほど仮眠をとることに。ところが、小一時間ほどたった頃パラパラと降ってきた小雨で目が覚め、カッパを着込んでからアタリが明るくなるのを待って仕掛け作り。狭い釣り座なので3時間ごとに交代することにして左右に釣り座を取ります。潮は8時満潮、13:30の納竿まで下げオンリーのはず。初めての釣り座だけにどう潮が動くか・・・・、湾内へ通す潮に引かれて右流れか???。雰囲気はイイ感じ・・・、あのトウゴロイワシは気になるほど湧いなくそれほど気にならない。ただ、ウネリの影響でサラシがやたらと大きく釣りづらい・・・。

 

上田さん、3時間経過後の場所交代で左側へ入るもののやっぱりキタマクラとコッパに悩まされているようです。1回バラシたとか....おしい。ダブルエントリーで、このあと五島列島での予選会にも一人で参加されるそうです。すんげー、とてもマネできません。鹿児島の若きガマラー・・・根性が違う!。

 

 

13:30納竿、なーんとボーズです!。バッカンの撒き餌すべて撒き尽くしてしまうほど真面目に釣りましたが、規定サイズの25cmを超えるクロにはお目にかかれず撃沈です。遠・中・近どこに投げても針が無くなりハリスはチモト部がざらざらしてます(泣)。がまかつ一発5号→掛りす口太4号→ナノグレ4号と針を換えてみてもやっぱり切られてしまいます。先打ち5~6杯と多目の撒き餌を打ちこみ、仕掛けを投入点から外して遠目に入れてみても針に掛るのはキタマクラばかり....。完敗・撃沈です、マキエワークもう一度やり方勉強しないと米水津じゃ通用せんわね...、餌取り分断方法・遠投釣法もう一回教えてもらわんとー!

 

14:00目途に、米水津渡船7隻がそれぞれの1便・2便の参加者を回収し港に帰ってきます。

 

先に到着した釣り仲間と釣果を確かめ合う光景があちこちで見られ、絶叫も上がり会場が一致に賑やかに活気付いてきます。このひとときが大会に参加してるんだなーって実感が湧いてきて楽しい時間です。ただし、検量できない時の情けなさってありゃしないんです...、ホントニ悔しいんです一人前じゃないようで。

ごっちゃんさんが帰ってきました、横島5番のハナレに上がったそうで30cmクラスを2匹GET。トウゴロ追ってか青物の回遊らしいナブラが湧いたそうで、青物が入ったらクロは怖くて出てこんわナーと嘆いていました。しかし、この厳しい状況でもしっかりターゲットを確保するのは流石ですねー(対戦相手はバリだったそうですから)。

 

大会役員の猪熊さんが匹数と長寸の検量を実施し、後方の総重量検量へまわしています。

 

検量がすべて終了して、各船内1位が決定。

表彰台に上がった3名を含めた上位4名が五島列島で開催される全国大会の出場権を得ることができます。優勝者はG杯全国チャンピョン経験者の宮崎の松田さん、2位は池永さんのフイッシングアカデミーでの教え子さん、3位は大分のヤングライオン戦にも出ている城本クン、おめでとうございます。その他入賞者も雑誌でよく見かける方や支部長クラスのおなじみの顔が写真撮影で前へ登壇です。恐るべしガマラー集団、恐るべしG杯予選です、有名処過ぎますやん・・・(驚愕)。

 

 表彰式のあと、がまかつ社提供のプレミアな賞品が当たるお楽しみ抽選会も実施され楽しいいイベントも無事終了。今回賞品はナーンニモなし、ジャンケンもハズレ!、イイ思い出だけでした。

ごっちゃんさんのおがけで初めてのG杯予選参加でき感激です、来年抽選で当たるとは限りませんから最初で最後かも(笑)。参加申し込みから当日の車の運転と何から何までお世話になりっぱなしでした。今回のワンポイントアドバイス”釣具屋での遠投仕様マキエの作り方”は参考になりました、次回マキエワークおさらいしながらオーナーの大会に臨みます。また教えてください、ホントにお世話になりました。

 

 

 

 

 


山下艇:浮き桟橋へのかけ橋修復

2014-10-11 | Boat釣り

会社の、佐伯が実家の後輩が父親からBaotを譲りうけたんで係留しているBOATのエンジン点検にといらいされたので現地見学すると

なんと浮き桟橋が朽ちて落ちています。

軽やかな身のこなしでなんとか向こう側に渡り、エンジンを掛けてみるとバッチリ起動。入院した親父さんが丁寧に乗ってたんだろ言うね。 

とわいえ、桟橋はなんとかせないかん!!。

 

 夏台風が何発か過ぎたH26夏のある日。

会社の佐伯が実家の後輩が、父親からBaotを譲りうけ係留している浮き桟橋が台風で壊れたようなので点検兼ね係留船を見てきてほしい依頼されていたので、先輩でOBとなったオサムさんと佐伯湾でオサム号でゼンゴ釣りした後に桟橋をみに同伴頂き、修復方法等をご教授頂く。

引っ張ってみるがビクともしない、アンカーがけっこうなほどに効いている。渡れないので船の点検は断念!また今度・・!。

 

なんとかして向こうの浮桟橋へ渡らないことには話にならない。

海に落ちたイタハシゴを修復するか、新品を掛けるか、丸太をわたすか?・・・。

丸太渡すほうが無難と距離を測ってみると12m。真中あたりに浮きブイ浮かべんと弱いやろなーてことに!。

 

 

まだ、海に入っても暖かい秋口。後輩の山下君くんがら浮きブイとハシゴに板が手に入ったとの知らせに設営にでかけた。同僚の秦ちゃんに、いつでも佐伯湾でボート釣りができるど~、と勧誘兼HELPをだして、自宅から発発エンジンに電気ドリル・電気ノコ持参で佐伯入り。

山下君の義父さまも助言者として参戦。3人でなんとか向こうの浮き桟橋まで渡れるようにアルミのハシゴと板でオリジナルかけ橋ができ上がりました。

 

 潮の満ち引きを考慮して、真中にフロート固定してみました。試しに渡ってみると、大人一人渡っても上下にビクともしません。

強度は申し分ありませんが横揺れがして釣具等の荷物を持って渡るにはバランスが必要かも・・・。

 

 

 山下くんに、もうひとつ浮きフロートを入手し補強しようと提案し、とりあえずは1次修復は完成。これで勇気とバランス感覚さえあれば私の操船で佐伯湾内でのボート遊びが出来ます(笑)。


月見島で2度目の船フカセ

2014-10-09 | かせ釣り

先週は台風18号の直撃で坂の市一文字での懇親釣り大会は吹っ飛び、今度の3連休も大型の19号直撃で鶴見は無理のようです。毎週やってくる大型台風に磯に立てないサンデーアングラーも多いのではないでしょうか。それではと台風がやってくる合間の平日釣行に出かけようと、クラブキザクラ実釣会の時に申し合わせていたとおり、吉田先生と兄やんの吉田ブラザーズとで沖黒へ尾長狙いを企て10月9日(木)有給休暇を申請。しかーし、北緯20°に発生した900hpaの超大型スーパー台風19号の影響なのか大分の空は快晴なんですけど、波2・5→3m・うねりありの海予報にイヤーナ予感。夕方、吉田先生から『県南の渡船はすべて出船止め・!!』の連絡が入ります(泣)。もう休み取ってるしエサ頼んだしで釣行場所の選定に話題は移り、40Cm級のガラアジか70cm超えの大マダイが上がっているらしい臼杵湾の月見島観光へ行くことに決定。前回、大御所に連れてってもらった船フカセへの2度目のチャレンジになります。新調の竿を車に積み込んでAM4:00自宅を出発します。 

5:30の集合時間には少し早いAM5:00に真っ暗な港に到着。平日だとゆうのに結構お客さんが集まっています、他県のナンバーもちらほら。みなさん常連さんのようで情報交換しながら各船へ荷物を積み込んでいきます。AM6:00出港です、例によってカメの親子繋がりのように曳き船にロープでつながれそれぞれのポイントへ向かいます。

 

今回は、月見島が右手前方に見える地寄りの浅いポイントです。『この時期アジが湾内奥深くまで入ってきてそれにつられて大ダイも上がってます。40cmこえのガラアジは、アジ20匹くらい釣ったら1匹混じるんで、ナンサマ数釣ってください!!』と錨を打ちながらの船長からアドバイスを頂く。『ガラアジはけた違いに美味しいんで是非一人1~2匹は釣ってくださいよ~!!』と言い残しながら次の船へ移動していった。別名:金アジともゆうらしく魚体の色も違うらしい。

 

船尾に釣り座を構えた兄やん、相変わらずよう掛けます。こちとらノーヒットなのに既に5枚目のアジゲット。本日の竿頭でアジ15匹も仕留めたそうです。一度、ドラッグ音ジーッと鳴らしながら道糸が引っ張りだされるとんでもないアタリを捕えます。しばらくやり取りしながら寄せにかかって巻き取ること数回、捕れると思った瞬間にプチッ~ン!。チモトから切られて針ごともっていかれたようです。おそらく、、、、、、マ・ダ・イ。

なんと、このあと私たちの前に係留しているおじちゃん夫婦のカゴ仕掛けに75cm超えの大マダイがヒット・・・・。(兄やん、絶対あれ俺のや~!!と申しております。私、おいちゃんにそんタイ先に掛けたん”こんし”と言ってみようかと。吉田先生、名前かいちょらんけんくりーちゃ言われんわの~。と、3人で羨ましそうにオオダイ上がるの見てました。)

吉田先生、潮が動かんのー!といつになく苦戦。それでも潮が下げに変わった午後からキッチリアジGET、止めは”チヌ釣り大会じゃったら文句なしの優勝じゃー!!”と叫んだ良形サイズのチヌGETです。

 

 竿1・5号に道糸2号、ハリス2号、水平ウキK’z EVO 0000号(のち、黒魂ACCESS-000号)、ガン玉B2個、マダイバリ8号の仕掛けで挑んでいたんですが、湾内のためか潮がほとんど動かず仕掛けがまっすぐ真下へ沈んでいく状況で、午前中は中アジ1匹だけ(泣)。11:00過ぎ、潮止まりを利用して昼食を取ると突然睡魔が・・・危うく手持ち竿を落としそうになりました。こりゃいかんと舳先で横になると、まだいかんことに1時間ほどホントに寝てしまいました。吉田先生から『潮が下げにかわって、ポツポツ釣れだしたよ~!。はよ起きて釣らんかえッツ!』っと後ろの席から声掛けられるまで、波に揺られながらポワーンと夢見心地でした。ビックリして飛び起きマキエをバッカン・バッカン打ちながら真面目に釣り再開です。13:30頃、仕掛け投入して間もない時間だったので結構浅いタナだろうと思いますが、アジとは違う強い引きに結構竿がしなります。危なっかしいと思った吉田先生が後ろからすっ飛んできてくれ、無事にタモで掬ってくれたのは赤いマダイでした。とてもとても75cmには及びませんが、今日はボウズかと覚悟したこの動かない潮でのヒットに満足できる1尾でした。

船長操船の親船に双胴船のように2艘並んで港に帰ってきました。週刊釣り太郎の記者が取材に来ていましたんで75cmマダイに40cmガラアジの良形情報が来週号に掲載されるはずですので楽しみにしています。

 

県南の沖磯がうねりがあったりして出船停止の時でも長目半島が南からの風・波・うねりを受けてくれるんで、臼杵湾内は波しずかで、ここ月見島観光のカセ釣りは大丈夫です。

船からのフカセ釣り、どうやって仕掛けを入れこんでいっていいのか?マキエとどうやって同調させるのかいくのか?まだまだ奥が深いようですがのんびり・ゆっくりと時間が過ぎるのを楽しみながらの釣りもいいもんです。また、新しいパターンの釣り方を経験できてまたまたハマって行きそうです。

吉田先生・あにやん、誘って頂いてありがとうございます。また次回もまた遊んでください。四国・韓国どこでも付いていきます(笑)。