10月26日(土)、G杯争奪がま磯(グレ)選手権の予選会が米水津で開催されへ初参戦してきました。
釣具のイブ春日店で、磯釣りの指南役でもありブロガーでもあるGFGメンバーのごっちゃんさんにG杯へ『一緒に参加しましょう』と誘われ、『G杯なんて敷居高いですよ』とビビリながらも、『ちょっと有名処が出てきますけど、普通の大会と一緒ですよ!』の一言に背中を押され、夢ステージへの憧れも少しあって意を決して申し込むことに。
9月上旬、がまかつ社から来ました届きました茶色い封書。米水津Ⅰ(土)への参加資格:選手受付表25番が自宅へ。2人とも140名の参加者枠内に当選したことをメールで確認します。今月の池永教室で、いっしょに申し込んだGFGの宇都宮クン、豊後大野市の衛藤さんも当選、まずは予選会に参加できることに喜び、当日の健闘を誓います。全員、トウゴロイワシ対策を池永さんから教えて頂いたんでバッカンに忍ばせていきますねゼッタイ!(笑)。
開催日の0時30分、待ち合わせの戸次のイブでごっちゃんさんの車に荷物を積み換え佐伯を目指します。
2時前小浦港の広場に到着、すでに北九州・熊本・宮崎はもちろん山口・鹿児島ナンバーの車もいます。G杯本戦に出場するため、複数の予選会会場にエントリーして出場資格のある表彰台を目指す実力者が多いそうです。全国大会に出場できる実力者でも、まずは予選会への参加:選手受付表が届かなければスタートラインに立てない。予選会は昔はトーナメント方式だったそうですが、現在は船内1位を競う大会形式のため、腕だけでなくイイ磯かB級磯に上がれるかで釣果は大きく変わるため多分に運にも左右されます。G杯全国大会出場のきびしい道・過程が察せられます。そんな大会の雰囲気を端っこのほうですが参加でき感じられたことに感謝してます。イイ経験させて頂きました、マワリはガマラーばかりで緊張感が半端ないです。
AM3:00から受付開始。渡船と渡礁順を決めるくじ引きで”長伸丸2番”に決定、1番便です。早々に着替えと準備を済ませ船付前に荷物を運びます。AM3:45から高薗名人による大会挨拶・ルール説明があり、25cm以上5尾の総重量の検量規定が発表されました。(去年は10匹だったらしい・・・・・去年じゃなくてよかったょ~!)
AM4:00出港、大会役員の池永さんの指示で荷物を積み込みます。
船は沖の観音を過ぎて鶴見崎灯台に向かって進んでます、半島まわりか・・・。最若番の1・2番から渡礁なので舳先へ荷物を移動させておきます。最初にサーチライトで照らされた岩場は”ワニのハナレ”ですがウネリのため潮が被ってて上がれそうもなく断念、回り込んだ奥の岩場:ワニのオク?らしきに瀬付です。
同礁者は鹿児島がら7時間かけて一人でやってきたガマラー上田さん。挨拶した後、お互い一睡もしていないことから開始時間の6:30までの2時間ほど仮眠をとることに。ところが、小一時間ほどたった頃パラパラと降ってきた小雨で目が覚め、カッパを着込んでからアタリが明るくなるのを待って仕掛け作り。狭い釣り座なので3時間ごとに交代することにして左右に釣り座を取ります。潮は8時満潮、13:30の納竿まで下げオンリーのはず。初めての釣り座だけにどう潮が動くか・・・・、湾内へ通す潮に引かれて右流れか???。雰囲気はイイ感じ・・・、あのトウゴロイワシは気になるほど湧いなくそれほど気にならない。ただ、ウネリの影響でサラシがやたらと大きく釣りづらい・・・。
上田さん、3時間経過後の場所交代で左側へ入るもののやっぱりキタマクラとコッパに悩まされているようです。1回バラシたとか....おしい。ダブルエントリーで、このあと五島列島での予選会にも一人で参加されるそうです。すんげー、とてもマネできません。鹿児島の若きガマラー・・・根性が違う!。
13:30納竿、なーんとボーズです!。バッカンの撒き餌すべて撒き尽くしてしまうほど真面目に釣りましたが、規定サイズの25cmを超えるクロにはお目にかかれず撃沈です。遠・中・近どこに投げても針が無くなりハリスはチモト部がざらざらしてます(泣)。がまかつ一発5号→掛りす口太4号→ナノグレ4号と針を換えてみてもやっぱり切られてしまいます。先打ち5~6杯と多目の撒き餌を打ちこみ、仕掛けを投入点から外して遠目に入れてみても針に掛るのはキタマクラばかり....。完敗・撃沈です、マキエワークもう一度やり方勉強しないと米水津じゃ通用せんわね...、餌取り分断方法・遠投釣法もう一回教えてもらわんとー!
14:00目途に、米水津渡船7隻がそれぞれの1便・2便の参加者を回収し港に帰ってきます。
先に到着した釣り仲間と釣果を確かめ合う光景があちこちで見られ、絶叫も上がり会場が一致に賑やかに活気付いてきます。このひとときが大会に参加してるんだなーって実感が湧いてきて楽しい時間です。ただし、検量できない時の情けなさってありゃしないんです...、ホントニ悔しいんです一人前じゃないようで。
ごっちゃんさんが帰ってきました、横島5番のハナレに上がったそうで30cmクラスを2匹GET。トウゴロ追ってか青物の回遊らしいナブラが湧いたそうで、青物が入ったらクロは怖くて出てこんわナーと嘆いていました。しかし、この厳しい状況でもしっかりターゲットを確保するのは流石ですねー(対戦相手はバリだったそうですから)。
大会役員の猪熊さんが匹数と長寸の検量を実施し、後方の総重量検量へまわしています。
検量がすべて終了して、各船内1位が決定。
表彰台に上がった3名を含めた上位4名が五島列島で開催される全国大会の出場権を得ることができます。優勝者はG杯全国チャンピョン経験者の宮崎の松田さん、2位は池永さんのフイッシングアカデミーでの教え子さん、3位は大分のヤングライオン戦にも出ている城本クン、おめでとうございます。その他入賞者も雑誌でよく見かける方や支部長クラスのおなじみの顔が写真撮影で前へ登壇です。恐るべしガマラー集団、恐るべしG杯予選です、有名処過ぎますやん・・・(驚愕)。
表彰式のあと、がまかつ社提供のプレミアな賞品が当たるお楽しみ抽選会も実施され楽しいいイベントも無事終了。今回賞品はナーンニモなし、ジャンケンもハズレ!、イイ思い出だけでした。
ごっちゃんさんのおがけで初めてのG杯予選参加でき感激です、来年抽選で当たるとは限りませんから最初で最後かも(笑)。参加申し込みから当日の車の運転と何から何までお世話になりっぱなしでした。今回のワンポイントアドバイス”釣具屋での遠投仕様マキエの作り方”は参考になりました、次回マキエワークおさらいしながらオーナーの大会に臨みます。また教えてください、ホントにお世話になりました。